「日本DMAT隊員養成研修@大阪」に参加しました。

生塩(うしお)です。
本格的に寒さが強くなってきていますが、皆さま体長崩したりされていないでしょうか。さて、今回は10/29−31に大阪医療センターで開催された日本DMAT隊員養成研修に参加してきましたので、ご報告します。



前回、当院の西村先生と一緒にLocal DMAT隊員研修という群馬県内で災害が起こった時にDMATとして活動するための研修を6月に受けました(その時の様子はこちらhttps://drheli-gunma.blogspot.com/2018/07/local-dmat.html)。
それに続いて、今回は各地域でのDMAT隊員となった人を対象に広域災害にも対応可能な日本DMAT隊員資格が得られる研修です。

DMAT資格を持っていない人を対象とした日本DMAT研修は4日間ですが、今回は地域DAMT資格があるとのことで3日間でした。なので、内容が濃いです・・・
1日も長く19時まで!終えた時には受講生・インストラクターみんなクタクタです!!笑


内容は、Local DMATの復習的な内容から広域災害対応、病院非難や避難所運営などに超急性〜亜急性期まで活動するための内容でした(ここ数年での災害も踏まえてどんどんブラッシュアップされているようです)。
ここでもやっぱり当院では災害を意識した救急診療をしているんだなぁ〜と実感できました!!

講義やシミュレーション、筆記試験・実技試験を終えて、その後はこの研修の目玉となるSCUシミュレーション・・・災害時にSCUという空港などに臨時医療施設を立ち上げ、そこに傷病者をヘリなどで集めて安定化のための医療処置を行い、離れた医療機関に搬送するシミュレーションです。
非常に勉強になることが多かったです!


上司の町田先生にいつも言われている「災害医療は救急医療の延長線」・・・救急外来も搬送患者多数で時々プチ災害となりバタバタしますが、そこでもいかにCSCATTTが大切か。日々の救急医療から災害医療につなげられるように日々訓練していきます!
一緒に参加された受講生・インストラクターの皆様、一緒に参加された群馬DMATの皆様ありがとうございました!

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