2018年5月29日火曜日

『第44回日本熱傷学会総会・学術集会』に参加しました。

みなさま、こんにちは。
小倉です。
今回は「第44回日本熱傷学会総会・学術集会」の報告です。
 
今回の学術集会では喜ばしきことが1つありました。
ひとつは、一昨年まで当科で研修をしていた白戸康介先生が、日本熱傷学会奨励賞を受賞したこと!

白戸先生は、平成26年度から28年度まで、当科の後期レジデントとして活躍されました。
研修の一番最後の年に「ぜひとも熱傷の研究をしたい!」とのことで小倉の元に相談に来て、「重症熱傷における超早期手術と早期手術の臨床効果についての研究」が始まりました。
 
データの収集と解析、その解釈、そして論文化。
約1年の研究期間を経て、論文が完成しました。
それが「熱傷壊死組織除去術施行時期と感染率の検討」という論文です。
 
この論文は、超早期壊死組織切除術の施行による創部感染率の改善は認めなかったが、手術手技の工夫により、超早期における手術侵襲を軽減することで、術後の感染率を軽減できる可能性があることを示したものです。
熱傷の分野には、まだまだ学問的に未解の課題があり、そのひとつに注目し、自分なりの答えをみつけようとした白戸先生の医師としての姿勢そのものが、もっとも彼を成長させました。
 
小倉はそれを形にするお手伝いをしたにすぎませんが、「データを読もう」「考えを文字に落とそう」「理論的な著述をしよう」とアドバイスを重ねるたびに成長してゆく白戸先生をみていて、ワクワクが止まらなかったことを鮮明に覚えています。
私も彼も、今回、このような受賞という形で我々の学術活動を学会に認めていただけたことは、大きな自信へとつながりました。
 
 
白戸先生は更なる研究へと。
そして小倉は更なる指導へと。
 
一歩一歩、ゆっくりしっかり、懸命に進んでいこうと思います。
 
今後とも皆様に良い報告ができるよう、努力してゆきます。

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