“神経集中治療 up tp date:”~香川大学 黒田泰弘先生ご講演~

久野です。
116日、香川大学医学部医学系研究科 救急災害医学講座教授である黒田泰弘先生をお招きし、地域学術講演会を当院で開催しました。
香川大学医学部医学系研究科 救急災害医学講座 教授 黒田 泰弘 先生


まずは一般講演で、
「間質性肺炎に対し、トロンボモジュリンアルファを併用して加療した症例」
について話をさせていただきました。


続いていよいよ本題の特別講演!
「神経集中治療 up to date:臨床、教育、研究」
というテーマで黒田先生よりご講演いただきました。

長年に亘り神経集中治療に携わっておられる黒田先生の講義は大変興味深い内容でした。
特に、脳保護のために私たちも日常的に行っている低体温療法について、その黎明期からの成り立ちや変遷を豊富なデータと知見を元に解説いただき、とても勉強になりました。
また、神経集中治療において、チームとしての取り組みの重要性を強調されており、私たちも直ちに見習わなければならない視点でありました。


夜遅い時間の講義であったにも関わらず会場は満席。当院からも医師のみならず、多数のコメディカルスタッフが出席し、注目度の高さがうかがえました。
居眠りする暇もない軽妙なお話しで、かつ示唆に富んだ内容でしたので、1時間講義があっという間に時間が過ぎていました。

要所要所で当院の研修医の先生に質問を振っていただき、大家から学ぶ良い機会を与えていただきました。


遥々群馬までおいで頂きました黒田先生に感謝するとともに、早速、日常診療に生かしていきたいと思います。


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