「第17回リフレッシャ―セミナー(日本集中治療医学会主催)」に参加しました。

生塩(うしお)です。
ご報告が遅くなりましたが、またまた勉強会に参加してきました。もうそろそろと言われそうな年になってきましたが、月1回ペースで積極的に勉強会に参加し、モチベーション維持と知識のアップデートをしようと思っています。
今回は本業である集中治療を勉強すべく、集中治療医学会が主催する『第17回リフレッシャーセミナー』に参加してきました。

リフレッシャーセミナーは『専門医前段階の医師の基礎知識の習得および専門医になってある程度経過した医師に対する生涯教育で、集中治療における標準治療や実際の治療手技、新しい知識等、講義を通じて習得すること』が目標とされており、最新文献でアップデートするのが難しい(忙しい?)若手臨床医向けのセミナーです。
まさに集中治療医1年目の私にはぴったりなセミナーでした。


お題は・・・
   Fever in the ICU
   ICUでのエコー
   心臓血管外科とのコミュニケーションと術後管理のコツ
   小児人工呼吸器管理の注意点と新しい話題
   経肺圧や食道圧モニタリングでの最新の呼吸管理
   終末期医療に関する各学会ガイドラインの比較と現在の問題点


特に面白かったのは、③の心臓血管外科とのコミュニケーションと術後管理のコツでした。
今までに聞いたこともないテーマです!確かに、心外術後の患者さんの入室の時は普段以上に緊張しますし、心外の先生と話すのも緊張します…当院の心外の先生は非常に話やすいほうだと思います(当科には心臓血管外科出身の町田先生もいらっしゃるため、術式や心外科的なことを科内で聞けるということは非常に心強いです!)。
心外手術後管理はマメに見ないといけないことも多く大変ですが、非常に集中治療の勉強になります!!


今後もいろんな勉強会を通じて、救急集中治療のレベルアップをして日々の診療に役立てていきたいです!

次回は、防災ヘリのドクターヘリ的運用の事前訓練の様子をご報告します。お楽しみに!

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