仕事納まらず・・・~災害対応と年末年始体制~
町田です。
世間一般的には昨日仕事納めで、今日から年末年始体制に入っている企業が多いと思います。
当院も昨日で仕事納めとなりましたが、その日の夜9時39分に発生した茨城県北部地震の最大震度が6弱でDMAT自動待機基準にあてはまったため、当直医長の雨宮先生を本部長に1分後に災害対策本部を立ち上げすぐにDMAT隊員の招集を行いました。
忘年会から抜け出したり休みで家でくつろいでいたスタッフを含めて合計30人を超えるメンバーが病院に集まりました。ちなみにDMAT自動待機基準とは「いつでも出動できる用意ができていること」ということで出動メンバー登録もすぐに行いました。
情報収集の結果、幸い大きな被害がなく災害対策本部は昨夜のうちに縮小され、本日朝8時15分に解散となりました。とはいうものの余震などでこれ以上の被害が出ないことを祈っております。
地震発生から1分後に災害対策本部を設置。 本部長は雨宮先生、副本部長は白戸先生 |
いよいよ今日から年末年始の休みが始まりました。と同時に救命センターが最も忙しい時期も始まりました。今日も朝から紹介の電話がひっきりなしになり続け、僕のPHSのバッテリーがなくなるほどでした。
救急外来に受診者が激増する年末年始の朝・・・ |
ドクターヘリ・カーは通常通りの運用で、ER,ICUにも集中治療科・救急科医を配置して、各科の日当直の先生、メディカルスタッフの方々と協力してこの時期を乗り越えていこうと思います。
診察室・処置室をフル稼働して患者さんの診察に当たります。 (手狭な救急外来のためお待たせする時間が増えてしまいます・・・) |
調子が悪いと感じた時はしっかり休息するとともに、早めに当番医を受診してください。この時期の救命センターは混雑しておりインフルエンザなどの感染症をかかえた患者さんも多く来られます。受診する際にはマスクをしっかり装着していただき、帰宅後もしっかりうがい・手洗いを忘れないようにしてください。また小さいお子様の不要・不急の面会も避けていただくようご協力のほどよろしくおねがいします。
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