先人の魂をうけついで。~「終戦の日」に思う命の尊さ~

町田です。
お盆休みは救命救急センターが一番忙しい時期の一つで、今日も25時間一睡もせずに働き続けていましたため、自分のパソコンを開く暇もありませんでした。26時間ぶりに開いたパソコンのメール着信数が・・・各方面の皆様への返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。


本当は昨日アップしたかったのですが、1日遅れになってしまい申し訳ありません。

昨日は「終戦の日」でした。
病棟回診をしながら患者さんに終戦の時のことを聞いてみると、皆様ほんとうに必死に生きていた様子をお話ししていただいました。本当に命の重さを知っている方々の言葉に凄みさえ感じました。

僕も両親が戦前生まれで空襲の経験をしています。そして祖父は戦場にもいきました。どんなにつらい状況でも「生きる」という先人の強い気持ちが、いまの時代を生きる人たちに伝わっているでしょうか?
救急・集中治療の現場で一つの命のために魂をこめて仕事しているときに、世界のどこかで感情のかけらもない武器によって多くの命が失われている現状が悲しくて仕方ありません。

一人の力では何もできないかもしれません。
でも一人一人が「命にこめられている先人の魂」を感じて、そしてその命がその人だけのものではないことに気が付いてほしいと思います。


そんなことを考えながら今日も一生懸命スタッフ一丸となって目の前の命のために一生懸命頑張ります。

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