日赤群馬県支部第1救護班(DMAT)が帰還しました。

町田です。
まだまだ熊本県を中心に余震が続いており、被災地の皆様と災害救護活動中の救護班、自衛隊、警察、消防をはじめあらゆる機関の方々の安全を心から祈っています。また1日も早く皆様が元の生活に戻れる日が来ることを願っています。


4月16日未明に平成28年熊本地震の本震が発生しました。当院DMAT第1班は同日朝からドクターヘリ活動の統括に関わるミッションのために、災害医療センター(東京都立川)内の厚生労働省DMAT事務局で3日間「ドクターヘリ統括本部」、そして最終日は「DMAT事務局本部長のサポート」として活動し、本日23時に当院に帰還しました。

4日間の活動の間、各ドクターヘリスタッフ、運航会社、基地病院の方々、各県庁の担当者、各地域の統括DMATの先生方、そして厚生労働省専門官、DMAT事務局スタッフの多大なるサポートをいただき、熊本県、九州の枠を超えたドクターヘリ運用を行うことができました。
またドクターヘリ統括本部の指揮の下で、実際に現地で指揮を執っていただいた「ドクターヘリ調整本部」「ドクターヘリ本部」で活動された皆様に心より感謝いたします。

 DMAT事務局(立川)に設置された「ドクターヘリ統括本部」と動態監視システムによるモニタリング
 
 うまかな・よかなスタジアム(熊本)に設置された「ドクターヘリ(前線)本部」と参集したドクターヘリ


まだまだ被災地ではドクターヘリのみならず、様々な形で医療救護活動が続いています。
当院からも引き続き被災地にスタッフを派遣することになっており、熊本に向けて小倉医師が熊本赤十字病院のER支援として本日出発し、また日赤コーディネートチームとして中村センター長、滝沢看護師、太田業務調整員が明日出発します。

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