『埼玉県及び群馬県ドクターヘリ広域連携にかかる事例検証会』が開催されました!

町田です。
平成23年7月1日に始まった北関東(群馬県・栃木県・茨城県)ドクターヘリ広域連携に続いて、今年3月25日から群馬県・埼玉県ドクターヘリ広域連携試行事業が始まり8か月が過ぎました。今日までに埼玉県ドクターヘリが群馬県に9件、群馬県ドクターヘリが埼玉県に10件出動しています。

群馬県との連携に尽力していただいた埼玉県医療整備課の皆様のおかげで、昨日埼玉医科大学総合医療センター(川越)において『埼玉県及び群馬県ドクターヘリ広域連携にかかる事例検討会』が開催されました。




会場には広域連携エリアの埼玉県9消防・群馬県4消防、朝日航洋、基地病院である埼玉医科大学総合医療センター・前橋赤十字病院、さらに深谷赤十字病院から参加がありました。また埼玉県医療整備課、群馬県医務課に加え、栃木県医療政策課、茨城県医療対策課の方々も参加され、最終的には60名を超える方々が集まりました。

今回は初回ということでお互いが隣県に出動した際に、消防、運航会社、基地病院が活動で何か困ったことがなかったか主に連携に焦点を当てた検証会になりました。
埼玉県からは秩父消防より5事案、群馬県からは太田市消防1事案、館林地区消防2事案、多野藤岡広域消防3事案の計6事案の発表がありましたが、どの発表にも両県からたくさんの意見がありとても活発なディスカッションとなりました。
一つ確実にわかったことは、埼玉県・群馬県両県の消防・基地病院ともにドクターヘリの役割について同じ思いでいることから、隣県にいっても壁を感じることなく活動できていることがわかりました。

これからも定期的に検証会を重ねて、より成熟した連携とともに良い成績を公表できるように努力していこうと思います。そして1日も早い北関東広域連携と本連携が一つになり(それに向けて連携マニュアルの内容はほぼ同じです)、さらに関東及び周辺県が一つの広域連携で活動できる日が来るようさらに働きかけていこうと思います。



今回会場となった埼玉医科大学総合医療センター病院長の堤晴彦先生から頂いた記念雑誌の中にも、今回の連携に向けての話し合いのことが取り上げられていました。埼玉県の思いに群馬県もしっかりこたえていけるようこれからもがんばります!

コメント

このブログの人気の投稿

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

新年度集合写真

OB/OGからのコメントをいただきました。