年末年始はやっぱり大忙しです!

町田です。久しぶり(?)の投稿です。

昨日から年末年始のお休みが始まりました。当院も通常の外来や予定手術の業務はお休みです。しかし救命救急センターはとても大忙しです。
実は大型連休の時期は救命救急センターは忙しい時期になり、特にゴールデンウィーク、お盆休み、そして年末年始は毎日100名を越す患者さんが救急外来を受診します。今年もすでに金曜日の夜から救急外来を受診する患者さんが増加しています。
1日の救急車受け入れ台数は20~30台ですが、それ以上にwalk-inで受診する患者さんが急増します。周囲の病院やクリニックがお休みになるので仕方ないことだと思っています。

受診者数が増えることでその分患者さんの待ち時間が長くなってしまいます。救急外来としても少しでも具合が悪い方の待ち時間を短くするために、トリナージナースによる緊急度判断や当直する研修医の増員、そして全体を管理する救急科医師は食事や睡眠時間を惜しんで患者さんの診察にあたっています。それでも時々患者さんの待ち時間が長くなってしまうことがありますが、特に年末年始の間については今まで以上にご理解とご協力のほど宜しくお願いします。


今日もウインドソックが上向きに・・・
もちろん救急外来が忙しいということは、その先の入院先である集中治療室などの病棟も大忙しです。一昔前は年末年始は病院が“がら~ん”としていることが多かったのですが、ここ数年は特に集中治療室はつねにベッドが満床になかでギリギリベッドコントロールをする普段と同じ状態が続いています。時には救急外来で救急科医師がつきっきりで集中治療管理をしながら翌日にベッドが空くのを待つこともあります。
ドクターヘリもこの時期の強風のためなかなか屋上ヘリポートにはいませんが、群馬ヘリポートでいつでも要請に応じられるように年末年始も休みなくスタンバイしています!(航空会社の皆さんにも本当に感謝です。)


他の救命救急センター、大学病院などと協力しながらも、当院が「最後の砦」としての役割を果たすために、当科は年末年始も普段とほぼ同じスタッフ数をつぎ込んで診療にあたっています。みなさんが安心して群馬で新しい年を迎えられますように・・・
ちなみにセンター長の勤務調整のおかげで、スタッフ全員がこの年末年始の期間中にきちんと数日のお休みを頂いております!
僕の場合、今年は年末に3連休をいただきました。
新年は元旦から勤務開始です。(医師になって元旦14回中12回出勤・・・)

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