第35回日本呼吸療法医学会に参加しました。


みなさん、こんにちは。鈴木です。

2013720日(土)、21日(日)に第35回日本呼吸療法医学会学術総会に参加してきました。当科からは3名参加しました。


・中野センター長:一般演題ポスター「気道管理・症例」座長

・鈴木:一般演題口演「ECMO症例」APRVによるhigh PEEPECMOによるlung restか治療方針を迷った大量誤嚥による重症呼吸不全の1例」

・小倉先生:一般演題口演「ECMO症例」
Extracorporeal Membrane Oxygenation(ECMO)導入による肺胞出血合併腫瘍崩壊症候群の一救命例」

 
われわれが2演題発表した会場を含めECMO関連の発表があった会場はどこも満員御礼といった状況でした。ECMOへの注目の高さがうかがえます。

また、当科も参加しているECMOプロジェクトによるECMOシミュレーションと症例検討会に小倉が参加し、有意義なディスカッションが出来たようです。

現在、当院では日本ではまだ導入数の少ない治療に最適なECMO機材を既に導入し、また定期的なECMO勉強会も行い、ECMOが必要な重症呼吸不全患者さんが発生した場合にハイレベルな治療が提供できるような備えをしております。ECMOは導入するタイミングが非常に重要です。ECMOの適応かもしれないと思われる患者さんの治療相談や転院相談にも応じておりますので、群馬県内でそのような患者さんが発生した際には、早期に当科へ御連絡下さい。高度救命救急センターとして県内の重症呼吸不全患者さんの救命率向上にも貢献できればと考えております。

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