平成25年群馬大学医学部生の実習が終了しました。

町田です。実は集中治療科・救急科の学生担当責任者をしています。
当科には毎年1~7月まで、群馬大学医学部6年生(1~3月はまだ5年生ですが)の病院実習の受入を行っています。1月の正月明け早々から2名ずつ計13組26名が、2週間ずつのローテーションで当科のスタッフとともにICU,ERでの実習を行います。
あえて外病院の実習を選択するだけはあってどの学生さんもとてもやる気にあふれているので、実習を受ける僕たちもとても気合が入ります。

今の時代に逆らって学生担当責任者はやや体育会家のノリですが、患者さんの移動や処置のお手伝い、胸骨圧迫(もちろんリーダー医師による質の監視あり)など、医学部生としてできる範囲で積極的に診療に参加していただいています。

ドクターヘリ基地病院である当院で実習をしていただいているので、2週間の間に必ず「ドクターヘリ解説ツアー」を行いました。ただドクターヘリの見学を行うのではなく、ドクターヘリの適応、ホットラインの対応、屋上までダッシュなど、本当のドクターヘリの活動にそって解説しながらのツアーです。
「1秒でも早い離陸のためにスタッフは情報を聞かずにヘリに向かう。」「消防のオーバートリアージを許容している。」「患者さんをヘリで運ぶことが第一優先ではない。」など、学生さんたちにとっては新鮮なことばかりだったようです。
ちなみに群馬大学医学部附属病院には基地病院についでドクターヘリの患者さんを受け入れていただいており、学生さんの中には時々接することがあったよう方もいましたが、実際の活動内容を知ってますます興味を持っていただけたようです。

最後は屋上ヘリポートで記念撮影を行い、実習の記念に各班に配りました。皆さんとどこかで一緒に働ければとてもうれしいです。残り少ない学生生活ですが、精一杯がんばってください!




 
ちょうど同じ群馬大学から1日見学の医学部生がいた日は3人でパシャリ!(3枚目左上)
またこの期間中に日本医科大学から2週間の実習を受け入れました。(4枚目右上)
そして、「一緒にうつってくださ~い」という言葉に甘えて一緒にパシャリ。(2回写っています)

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