ECMO研修 in スウェーデン vol.3

みなさん、こんにちは。鈴木です。

2013128日から28日までの12日間、日本呼吸療法医学会ECMOプロジェクトの仲介によりカロリンスカ大学のECMOセンターでECMOの研修をする機会を頂きました。

本日で最終回です。



当院も高度救命救急センターとしてハイレベルなECMO治療を提供し、他院から患者を託されるような施設へレベルアップを図っていきたいと思います。

研修中は次から次へと疑問点が出てきて「質問の鬼」と化していました。単語の羅列のような稚拙な英語でしたが嫌な顔せず質問に答えてくれたECMOセンターのDrNsの皆さんに心より感謝いたします。大変勉強になりました。
Dr.Hakanより指導を受ける。
 
スウェーデンは緯度が高くこの時期の日照時間は短いため、朝7時のまだ薄暗いうちにホテルを出発し、19時頃に暗い中をホテルに戻るという研修生活でした。ホテルからECMOセンターまでは徒歩20分ほどで、意外にも雪はそれほど多くなく寒さは冬の北海道と同程度のように感じました。
カロリンスカ大学構内。
左は雪道なのに自転車に乗っている人…結構います。

今回の研修は非常に有意義で多くのことを吸収できたと思います。この経験を基にまずは当院のレベルアップを図り、そして、将来的に日本のECMO治療の成績向上や発展に貢献することが熱心に指導してくださったカロリンスカ大学ECMOセンターの皆さんへの恩返しであると思っています。
 
今回の研修にあたり多大な協力を頂いたカロリンスカ大学のPalmer先生、ECMOプロジェクトリーダーである日本医大の竹田先生、前橋赤十字病院の院長はじめ病院幹部のみなさま、部長の中野先生、研修期間中の勤務の穴を埋めてくれた救急科のみんな、神戸市立医療センターの瀬尾先生、中国からの留学生Dr.Liu、その他お世話になった多くの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
 


Fin

コメント

このブログの人気の投稿

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

新年度集合写真

OB/OGからのコメントをいただきました。