休日でも雪でもICUは全力投球!

町田です。

夜中の雨が朝から雪に変わりました。
今日は爆弾低気圧通過に伴い関東一円が大雪になりました。特に関東南部の方が降雪量が多かったようです。
群馬県の平野部も午前中よりみぞれ交じりの雨になり、昼にはすっかり雪模様でした。山間部はしっかり雪が積もったようで、明日以降はさらにスキー日和になりそうですね。

夜になってすっかり雪も雨もやみました。
歩道の一部にのみ雪がうっすら残っていました。
昼間降った雪も平野部ではほとんど積もることなく、歩道の一部にうっすら残ったのみ・・・でも夜間の冷え込みが強いようで、路面の凍結が心配です。交通事故や転倒などでけがをしないことを祈るばかりです。


新年になり2週間がたちました。
さすがに今日の天気ではドクターヘリの要請はありませんでしたが、昨日までで1日4件ペースで要請をいただいております。そのかわりに病棟や病院スタッフのインフルエンザの流行などによりベッドコントロールがままならず、救急車の受入にかなり難渋してしまっているところがあり本当に申し訳ない限りです。患者さんのみならず病院職員全員の感染対策をあらためて強化して、一人でも多くの患者さんを受け入れられるように努力いたします。


そのような中でICUはここ2日間で7名の患者さんの入院があり、今年に入ってすでに30名近くの新入室患者を受け入れています。
この3連休も麻酔科や研修医を含め毎日6名のICU専従医を配置しています。補助循環による循環管理、人工呼吸器による呼吸管理、透析による水分管理など、みんなで常にディスカッションをしながらよりよい治療方針をリアルタイムに更新していきながら治療を進めています。

今日も感染症検査の腰椎穿刺による髄液検査、検体の染色と顕微鏡検査、脳波検査、透析用カテーテル留置や複数名の透析治療、腹腔内圧測定用カテーテルの留置、緊急止血や全身の包帯交換など、休日の平日と変わらないレベルで治療を継続です!
翌日に術後患者さんの入室予定がありますが、その方のためのベッドを前日から空けて待っている余裕は当院の12床のICUにはありません。だからこそ1日でも早い回復のためにスタッフ一丸となっています。

今日も透析治療のために朝早くから夜遅くまでICUに詰めてくれた臨床工学技士さん、カテーテル留置のたびに確認のレントゲン撮影で駆けつけてくれた放射線技師さん、病態に合わせて次々と処方される点滴や内服薬をすぐに準備していただいた薬剤師さん、輸血のオーダーや緊急検査の数々をあっという間に準備してくれた検査技師さん、電気メスなど必要な資器材をものすごい速さでとりに行ってくれた看護助手さん、そして僕たち以上にずっと患者さんのそばで様々な観察や対応を行ってくれた看護師さんなど、ICUにかかわったすべてのスタッフに感謝いたします。
ICUもやっぱりチーム医療ですね!

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