救急車同乗実習。

皆様、お久しぶりです!レジデントの小倉です。
まだまだ若造の小倉ですが、最近はフライトドクターになるための道を地味に進んでいます。

修行の一環として、先日は救急車同乗実習に行って参りました。

いや、何がびっくりだったか?って、その現場活動の激しさです(^^;

ある交通事故事案で出動しましたが、患者が車内に閉じ込められて脱出できません!
しかも現場に駆けつけてみると…
バンパーが跳ね上がっていて、そこからは白い煙が!!!!(O;)
爆発するのか!?って、みんなが感じたのでしょうか?
「出すぞー!!」
と、隊長が叫ぶと、複数のレスキュー隊と救急隊が車両のドアをこじ開けて、アウンの呼吸で患者を運び出します。
その間に他のレスキュー隊員は車両バッテリーを外したりして、爆発回避に動きます。
他の救急隊は野次馬を避難させます。

その仕事の早いこと早いこと。

患者はあっと言う間に救急車内へ運び込まれました。車両も無事に安全確保。
やっぱりプロですね。

患者は無事に病院へ運ばれ、適切な治療を受けました。


普段の僕は、病院の中で患者が来るのを待っている身ですが、同じ患者を相手にするのでも、病院の外に出るとこんなにも違うものか!と思い知らされました。

これが現場です!
暗がりでの活動はかなり慣れないと大変です。
現場のプロから教わることは数知れずです!
フライトドクターになっても僕らが現場に向かって患者を救出するなんてことはあまりないでしょうが、こんな激しい現場で患者情報をかき集め、患者の身体診察をして疾患に当たりを付け、最後に病院で待つ僕らに患者の状態を伝える救急隊員の仕事ぶりは、非常に勉強になりました。

救急医療は奥が深いです。
日々、修行してゆきます。

前橋市消防局の皆さん、ご協力ありがとうございました。
それでは(^^v
現場でともにより良く活動するために、
相手の仕事知ることはとっても大切です!

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