第39回日本救急医学会に参加しました。

集中治療科・救急科&フライトドクターの町田です。

10月18-20日の3日間、東京新宿の京王プラザホテルで開催された『第39回日本救急医学会総会・学術集会』に参加してきました。

最新の情報から興味深い報告まで、ほんとうに多くの刺激をいただきました。当科スタッフの発表にも貴重なご質問やご提案をいただき心より感謝いたします。

当科からの参加は以下の通りでした。
・中野センター長・・・評議員
・高橋副部長・・・『心肺停止2』座長
・中村副部長・・・『震災-広域搬送他1』座長
<演題発表>
・宮崎大
「当院救急外来を受診した頭痛患者について」
・町田浩志
「当院救急外来の特徴に合わせた骨盤骨折の初期治療プロトコール」
・仲村佳彦(2題)
「当院救急外来にて動悸を主訴として受診した患者の検討」
「気胸を伴わない外傷性縦隔気腫の4例」
・岡森慧
「血液培養で診断し得たStreptobacillus moniliformis感染症の1例」
・雨宮優
「ドクターヘリを使用した他施設への医療スタッフ派遣により救命し得た鈍的外傷性心肺停止の1例」



プレホスピタルから集中治療室までまんべんなく演題が出ていたところが当科の特徴を表しているようです!
また学会会場では大学病院時代の恩師、他病院研修で面倒を見ていただいた先生方、また東日本大震災での活動においてとてもお世話になった先生方と多くお会いすることができました。北海道から沖縄まで全国の救急の先生方といろいろお話することができ、救急医のつながりの広さを実感することができました。


来月は長崎で第18回日本航空医療学会が開催されます。
今年は東日本大震災におけるドクターヘリの活動や北関東3県広域連携などいろいろ話題があり、当学会においても当センターからフライトドクター5名(うち座長1名、シンポジスト1名)、フライトナース2名の発表があり、朝日航洋さんからも6名(うちシンポジスト2名)の発表があります。そこでも全国のフライトスタッフの皆さんとお会いできるが楽しみです。

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