“写真で振り返るヘリ当番の1日”

フライトドクターの町田です。
8月16日は4件のドクターヘリ出動があり、今月は半月を過ぎたところで出動50件に達しています。(ちなみに3件目は通算1111件目の出動でした!)
ただ件数が増えているだけではなく、通信指令課のキャンセルを恐れない早期要請や現場救急隊の適切な判断により、傷病者に現場から高度な医療を提供する機会が増えることで、最終的に多くの傷病者に有益な結果をもたらしています。しかしながらまだまだ群馬県全体が平均して件数が増えているわけではありません。地域差を解決しないと本当の意味での群馬県ドクターヘリの発展は望めません。今後とも積極的な要請をよろしくお願いします。

8月16日の活動の一部を写真で振り返ってみます。
1件目のランデブーポイント。初めての使用ですが、
現場に最も近いとのことで特に問題なく使用させていただきました!
2件目は県北部からの要請。この時期の午後からは
北の空の雷雲を常にチェックしながらの出動になります。
この夏、群馬ディスティネーションキャンペーンで
上越線をSLが駆け抜けています。
お盆休みの最終日。関越道は大渋滞でした。
3件目、搬送先病院に最も近い中学校を使用させていただきました。
夏休み中にもかかわらずご協力ありがとうございました。
4件目は要請受付終了時間ちょうどの17時30分の要請。
もちろん迷わず出動しました!
日没が迫っているため、ドクターヘリは明日の活動に備えて帰還します。

現場が山深く直近へのドクターヘリの着陸が困難のため、
医療スタッフをヘリから支援車に引継ぎ現場に向かいます!

救急車で前橋赤十字病院に到着したのは、日没後1時間以上たってから・・・
途中激しい夕立と雷と濃霧に会いながらも、救急隊の安全運転で無事に着きました。
病院到着時、救急外来の前には救急車が4台止まっていました。

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