ドクターヘリ出動数が今年度500件をこえました。
集中治療科・救急科&フライトドクターの町田です。
この週末は前橋市救急医療懇話会の視察旅行に同行させていただき、静岡市まで出かけていました。普段から病診連携や病病連携でお世話になっている先生方といろいろなお話をする機会をいただきました。
静岡も風が強かったのですが(群馬から押しかけたからでしょうか?)雲ひとつない快晴で、富士山と遠州灘の美しい景色が大変印象的でした。静岡県民は幼少期から地震・津波対策のことを教えられているとのことで、自県で起こりえる災害への温度の高さを感じました。
これからも「空とぶ救命センター」として命を守るために活動し続けますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いします。
富士山がくっきりと見えました! |
静岡も風が強かったのですが(群馬から押しかけたからでしょうか?)雲ひとつない快晴で、富士山と遠州灘の美しい景色が大変印象的でした。静岡県民は幼少期から地震・津波対策のことを教えられているとのことで、自県で起こりえる災害への温度の高さを感じました。
2009年2/18より全国で15道府県、17機目のドクターヘリとして運航を開始し、2008年度は26件(2/18-3/31のみ)、2009年度は323件、そして今年度は3/6現在で501件出動しています。
出動数が増えているのは、ドクターヘリが適応となる傷病者が増えたわけではなく、ドクターヘリを迷わず的確に要請するようになったためだと考えています。しかしキャンセル率はどんどん下がってきていることを考えると、「防ぎえた死ゼロ」を達成するためにはまだまだドクターヘリの需要があるはずです。
当ブログとリンクさせていただいている但馬ドクターヘリでは、今年度から運航開始したにもかかわらずすでに要請数1000件を超え、出動数も800件近くになっているとのことです。もちろんドクターヘリの出動が増えることはあまり喜ばしいことではありませんが、まだまだ活動実績に満足することはありません。
これからも「空とぶ救命センター」として命を守るために活動し続けますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いします。
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