ブログ担当の永山です。 2025年8月30日〜31日の2日間、 日本赤十字社本社で開催された 「令和7年度 第1回 日赤災害医療コーディネータ研修」 に参加してきました。 この研修は、2011年の東日本大震災の教訓をもとに始まったもので、 赤十字救護班が災害時に円滑に活動するため、 DMATやJMATなどの多機関と連携し、現場での調整ができる人材を育成することを目的としています。 今回、当科からは金畑先生が研修生として、 そして私(永山)はスタッフとして初めて参加させていただきました。 【1日目】座学とグループワークで「調整業務」を学ぶ 初日は、調整業務の基本的な知識に関する座学に加えて、 グループワークを通じて、実際の調整業務を疑似体験しました。 【2日目】県庁・日赤支部・保健所の多層的な総合演習 2日目は、県庁や日赤支部、保健所(二次医療圏)などの異なる階層に分かれ、 日赤CoT(災害医療コーディネータ)として どのように連携・調整を図るべきかを、実践的な総合演習で確認しました。 学びと気づき 実は、私は1年前に受講生としてこの研修に参加していました。 その時と比べても、内容はさらにブラッシュアップされており、 今回は「教える側」の視点からも多くの学びがありました。 災害医療の現場では、「調整できる力」が問われます。 今後も研修で得た学びを、現場で活かしていけるよう努めていきたいと思います。