日本外傷学会参加報告

皆様、こんにちは青木です。

 本日は第36回日本外傷学会総会・学術集会に参加・発表をしてきましたのでご報告させて頂きます。まず本学会はWebと現地参加(大阪)の所謂Hybrid方式で行われました。皆様ご存じの通り、コロナ感染症が世界的に流行し、学会自体の行われ方も大分変りました。流行期には基本的にはWeb参加のみの学会開催が主体でしたが、徐々に感染に注意しながらの現地参加を一部OKとする学会が増えてきている印象です。

 Web参加の良い点は遠い現地にいかずとも参加可能で参加ポイントが得られること、更にはオンデマンド方式で興味深いセッションを後で見返すことが挙げられると思います。現地参加の良い点はどうでしょうか?久しぶりに参加して思ったことは、やはり学会のセッション合間で交わされる他施設の先生方とのちょっとした交流はWebでは得られない良い点だなと思いました。個人的にも様々な先生方と会話することができ、現況を語らいあったり、昔話に話を咲かせたりと非常に楽しむことができました。参加される方皆様「現地良いね」とおっしゃっており、自分含めて参加した科内のメンバー皆とても充実した学会となりました。後は発表した内容を次は一部論文化できるように継続して活動していければ更に良しと思いますので、引き続き取り組んでいければと思っております。

以下発表演題名

・エレベータ挟撃で受傷し両側椎骨動脈解離を合併した多発顔面骨骨折の一例

 石田 貴則

・脊髄損傷後の異常高体温を Quad fever と診断し,ナプロキセンと環境調整で管理した一例

 谷昌純

・鈍的脾損傷に対する血管内治療施行率は病院間でどの程度差があるか? 

青木誠

・大量輸血を要する重症外傷への VV-ECMO 使用の安全性と凝固線溶系反応の検討 

 生塩典敬

・新型コロナウイルス感染症対応下における Trauma call の問題検討

 藤塚健次

・病態生理・その他 座長

 水野雄太




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