救急科専門医試験に行ってきました!
丸山です。
先日10月10日に今年度の救急科専門医試験が執り行われ、当院からは私を含め3人が東京へ受験に行きました。今年度からはなんと救急医学会から直々に「試験対策eテスト」なるものが公開されたので、こちらを何周も解き直し、指定の教科書(『救急診療指針』と言います)を一通り読んで万全を期して望んだ(はず)でしたが、なかなか一筋縄ではいきませんでした。「薬品名までは覚えていたけど、構造式まではわからん!」とか、「この魚の背びれって毒があるんだ。。。」とか問題を解きながらドキドキワクワク(!?)していました(笑)。他にもツッコミ所満載だったので、今年度の問題が公開されたら是非みんなで解いてみてください。盛り上がること間違いなし!
私たちが試験勉強をしている間に世間では色々進展があったようです。トランプ大統領がCOVID-19に感染し入退院して、GoToトラベルは東京都が含まれ、GoToイートが始まり、コロナウィルス との関わり方もだいぶ変わってきたようです。経済が停滞しないよう取り組みつつも、東京では依然連日100人以上の新規感染者が発生していること、群馬県でも連日新規感染者が発生していることも忘れてはならないと感じています。実際、当院では夏に一旦COVID-19の重症患者が0人となりましたが、現在群馬県内では集中治療管理を要する患者さんが出始めています。また、東京都民のGoToトラベル利用が許可されてから県内の観光地の観光客数が急速に増加したとのニュースも目にします。自分も元々旅行好きですので観光業の復興を嬉しく思う反面、GoToイート開始による外食の頻度増加も含め、皆様が感染者と接触する確率が群馬県内であっても高まっていることが医療者としては気がかりなところです。コロナウィルス感染は大半の人が無症状であるため、疑い出したらキリがないですが、ストレスになりすぎない範囲で、マスク装着、こまめな手洗い・うがい、アルコール消毒等、感染対策を意識していただければ幸いです。
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