こんな時だから読書をして命について考えませんか!?~「命をつなげ!ドクターヘリ」~

町田です。
COVID-19対応で多くの学校が休みになって数日たち、いろいろ大変なこともありますが、逆に新たなことに挑戦させたり(家でできる範囲ですが・・・)家族で会話する時間が増えたなど、今までと違う時間を過ごしているかもしれません。
とはいってもにすでに子供たちが時間を持て余して困っているご家庭もあると思います。そんな時はやっぱり読書などはいかがでしょうか?

以前にも紹介させていただきましたが、講談社青い鳥文庫から出版されている『命をつなげ!ドクターヘリ』シリーズをぜひお勧めします。
当院も第2弾で取り上げていただきましたが、まずは第1弾の千葉北総病院を舞台にしたものから読んでいただきたいと思います。僕自身も群馬県にドクターヘリを導入する準備のとして2008年に同院に研修をさせていただいたときに、まさに本に描かれている「命との懸命な戦い」が目の前で連日繰り広げられており、いつか当院も“北総救命に追いつこう”という思いで10年近くドクターヘリ活動に関わってきました。そして当院をモデルとして第2弾が出版され、群馬県ならではの取り組みも併せて「命のリレー」を本の中で紹介していただきました。

もともと小学校中級から読んでいただけるようにすべて漢字にはルビがふってありますが、もちろん大人でも十分読みごたえがあり、なによりもドクターヘリのこと、救急医療のことがよく理解していただける内容となっています。
このような時期だからこそ、この本を読んでいただき、命の大切さについて親子や仲間同士で語り合ってみてください。


『命をつなげ!ドクターヘリー日本医科大学千葉北総病院よりー』
 「ぜったいに、助ける!」そんな決意をのせて空を飛ぶのが、ドクターヘリ。
 一分一秒をあらそう救命救急の最前線で、医師、看護師はもちろん、オペレーター、消防隊、ヘリコプターの機長や整備士
 ―ひとつの命を救うために、多くの人々がそれぞれのベストをつくし、奮闘する! 新米医師の目をとおして、知られざる先端医療の世界を描くノンストップ・ノンフィクション。

『命をつなげ!ドクターヘリ2ー前橋赤十字病院よりー』
 一秒でも早く病気の人や、けがを負った人の治療を始めるために、ドクターヘリは今日も空を飛びます。ですが、そのためには、お医者さんとヘリの操縦士がいればいいわけではないのです。
 医師をサポートするフライトナース(看護師)。ヘリの飛行経路や着陸地点を指示する運行管理官。救急車で真っ先に患者のもとに向かう救急隊員。ヘリの着陸地点の安全を確保する消防隊員。患者を受け入れる病院の人たち。さらには、大災害や多重事故への対応のため、防災ヘリや他県のドクターヘリとの連携も緊密に行われています。
 ひとつの命を救うために、懸命に戦い続ける人たちの姿。そして、「命のリレー」が生むの感動のドラマ。青い鳥文庫の誇るロングセラーノンフィクション『命をつなげ!ドクターヘリ』に待望の続編が登場です!進化するドクターヘリの世界をご覧ください!

<著者のご紹介>
岩貞 るみこ さん
 ノンフィクション作家、モータージャーナリスト。横浜市出身。
 おもな作品に『シッポをなくしたイルカー沖縄美ら海水族館フジの物語ー』『命をつなげ!ドクターヘリー日本医科大学千葉北総病院よりー』『ハチ公物語ー待ちつづけた犬ー』『青い鳥文庫ができるまで』『わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話』など多数。
http://aoitori.kodansha.co.jp/book/2019/7/5.html#review (←試し読みできます!)


僕自身はっきり言って昔から読書感想文が大の苦手で、それが原因で本を読むのが大嫌いになっていました。とはいえ休みの日に子供を連れて遊びにも行けないので、久しぶりに読書の時間を作っています。ちょっとだけですが・・・(笑)
ちなみに今読んでいるのは、ここ数年真剣に考えることが多い「救援者ストレス」、そして地元北海道の「アイヌ文化」に関する本です。4月より通勤時間が長くなるため、電車で通勤するときは愛読書もカバンに入れて出かけようと思っています。

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