夏の思い出…~『集中治療』と『呼吸療法』の学会参加報告~

鈴木です。 
秋らしくなってきた今日この頃ですが、この夏、‟集中治療”と‟呼吸療法”の2つの学会に参加してきました。その思い出を・・・


①「日本集中治療医学会第3回関東甲信越支部学術集会(@甲府)」

Pros. vs. Cons.セッションで、「いつECMOを開始するか?今でしょ?!」というタイトルで発表しました。

今回は2ラウンド制という珍しい形式で、第1ラウンドでProsConsの立場からそれぞれの主張をした後、第2ラウンドではお互いにProsConsの立場を交代して再び主張をぶつけ合うというものでした。‟自分は今、どの立場?!”と少々混乱しますが、面白い経験でした。

ちなみに、学会当日は夜明けとともに車で前橋を出発し、甲府へ向かいましたが、途中、相模原付近で事故渋滞につかまり、まさかの遅刻?!という状況に追い込まれました。急遽、八王子から電車移動に切り替えギリギリ間に合いました。
みなさん、学会へは余裕をもって出かけましょう。


②「第41回日本呼吸療法医学会学術集会(@大阪)」

教育講演「分かりやすく説明!肺保護換気戦略」の座長を担当しました。学会前日から余裕をもって大阪入りしました。

今回は、特に自発呼吸、PEEPARDSなど僕の知的好奇心を刺激する講演が盛りだくさんでした。聞きたい講演の時間が被って聞けなかったものもあったので、学会員限定で視聴可能なオンデマンド配信が待ち遠しいです。興味のある方は、ぜひ呼吸療法医学会へ入会しましょう。勉強になること間違いなし!

はるばる大阪まで行きましたが、学会内容の充実に加えて、あまりにも暑すぎたため、学会会場とホテル以外に出歩くことはありませんでした。大阪らしさといえば学会会場で振舞われた「たこ焼き」を食べたことぐらいでした。


今年の夏も充実していましたが、2020年も学会に、オリンピックにと充実した夏にしたいですねぇ。

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