「医師救急医療業務実地修練」に参加しました。-“合同研修”編-

こんにちは、金畑です。
先日のブログに続けて、「医師救急医療業務実地修練」という研修に参加してきた話題です。
前回は施設研修のことを書かせていただきましたが、今回は918日~20日に東京で行われた座学を中心とした“合同研修”のことを書きます。

全国から救急業務に関わる医師43人(中には麻酔科や脳神経外科の先生もいらっしゃいました)が集まり、各分野の高名な先生方から講義を受けました。講義のほかに、78人の小グループに分かれてのディスカッションもありました。
内容は小児救急、病院前医療体制(pre-hospitalmedical control)、災害・テロ対策、救急部門の運営(まだまだ若造には早い話です…)、法的問題など多岐に分かれていました。救急部門自体が病院内、医療のことから病院外、社会学的な要素を含んだりと広い範囲を網羅する部門であるからこそなんだと思います。

ちなみに前橋赤十字病院 救急科に所属している限り、仕事の内容は、病院内だけであったものが、徐々に病院外へと仕事が増えていきます。理由は上と同じです。
今まで、なんとなく対応していましたが、それのバックグランド、ベースにある、法令や取り決め、その変遷を学べる良い機会でした。かつ、法曹界の先生もいらっしゃっていたので、法律関係がまだその病院前、病院外の活動を網羅しきれていない、といった「注意すべき点」も学ぶことができました。

まだまだ学ぶべきことは多いはずですが、今後仕事が外に向かっていくにつれて必要な知識を学習するよいきっかけになりました。

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