「MCLS標準コース」を受講しました。

初めまして。本年度から前橋赤十字病院集中治療科・救急科で勤務させていただいております永山と申します。生まれは鹿児島県で、前年度までは奄美大島にある県立奄美病院で勤務しておりました。投稿も初めてですのでお手柔らかにお願いします。 
今回8月18日に開催された「第15回群馬MCLS標準コース」を受講させていただきました。
ご存じの方も多いとおもいますが、MCLS(Mass Casualty Life Support)多数傷病者への対応標準化トレーニングコースです。


コース内容は、
・講義(災害発生時の対応の流れ、DMATとの連携)
・災害発生時の机上訓練
・トリアージ(START法が中心)
でした。


自分は2018年にDMAT研修を受講していて内容は重複するものがありましたが、DMATは受講者はもちろんですがインストラクターも医療者がほとんどで、現場活動の机上訓練時にはもやもやとしたものがありました。
しかし、MCLSは受講者が救急救命士や指令室で勤務されている方などが多く、チームで机上訓練に臨むので現場で活動されているのレスキューや救急隊、消防士、警察のみなさんが災害現場でどのような活動をしており、そのほかにどのような活動ができるのか?などより一層リアルな机上シュミレーションができ大変勉強になりました。

消防士の方に一次トリアージをお願いしたり、救急車を運転していただいたり、消防の皆さんには当たり前でも、自分にとっては衝撃でした!


災害時対応を理解するためにははじめにMCLSコースを受けてDMAT研修をうけるのがベストですね。MCLSにはCBRNEコースもあるので、機会があればぜひ受講したいです。

あと個人的には
「CSCATTT(災害時の流れの語呂)」
「METANE(報告内容の語呂)」
も重要ですが、
「寿司安城、抱擁場所取り」という語呂は意外に使えました!!
この語呂が何かしりたいかたは是非MCLS受講してみてください。

コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材