「信州ドクターヘリ事後検証会議(症例検討会)」に参加しました。~“県境付近”で発生した災害対応報告~

町田です。
6月17日の「新潟県ドクターヘリ症例検討・勉強会」に続いて、昨日は佐久医療センターで開催された「信州ドクターヘリ事後検証会議(症例検討会)」に参加しました。
群馬県ドクターヘリ症例検討会は10年たっても39回しか開催できていませんが、昨日の信州ドクターヘリ事後検証会議は第164回目!長野県に2か所ある基地病院で毎月交互で行われています。


今回は5月に群馬県南牧村で発生したマイクロバス転落事故について、信州ドクターヘリ佐久にも応援出動していたいたことにもあり、貴重な時間をいただいて医療チームの活動報告をさせていただきました。

本災害対応では信州ドクターヘリ佐久で応援に来ていただいた医療スタッフが全員知っている方々であったので、あっという間にチームビルディングからの患者の再トリアージ、治療、搬送が進み、顔の見える関係の大切さを実感しながら活動していました。

我々が佐久に行くだけではなく、佐久医療センターの方々も当県での症例検討会に参加していただいています。またお互いがそれぞれの検討会で、良いと思ったことを参加者全員と情報共有できています。
このような関係がいざというときに大きな力を発揮することをあらためて確認することができました。


災害が県境付近で発生しても、平時の救急医療から協力体制があれば初動の遅延なく医療活動を開始することができます。長野県側で発生した場合は、もちろん群馬県は応援に駆け付けますよ!



佐久医療センターの敷地内にある遊歩道です。
お昼のラーメンで満腹だったので、少し運動(約1Kmのwalking)してから参加しました。

コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材