顔の見える関係強化!~「新潟県ドクターヘリ症例検討・勉強会」参加報告~

町田です。
梅雨時期の晴れの日は日中は蒸し暑いのですが、急に朝夕は涼しいなりその温度差で風邪をひきそうになります。また晴れている間にいろいろ作業をしようとして、高温多湿の環境で熱中症をおこす危険性も高まります。
はやく梅雨が明けてきりっと晴れた日が続いてほしいですが、昨年のような酷暑は勘弁してほしいと願っている今日この頃です。


今年4月より新潟県と群馬県はドクターヘリ広域連携の運用を開始しています。群馬県ドクターヘリはまだ新潟県からの要請はありませんが、新潟県西部ドクターヘリ(基地病院:長岡赤十字病院,以下長岡ドクターヘリ)には群馬県から4回要請をしており、実際に1回は当県に応援出動していただきました。

連携も始まりさらにその関係を強化するためには“相手のことをよく知る”ことが大切だと考えており、その一環として昨日長岡赤十字病院で開催された「第27回新潟県ドクターヘリ症例検討・勉強会」に参加させていただきました。


基地病院担当事務さんからの実績報告に続いて、長岡赤十字病院救命救急センター長の江部先生が進行で3事案に関する症例検討、および、ドクターヘリは出動しなかった事案に関する勉強会が行われました。

今回の症例検討では「救助事案」「現場医療スタッフ派遣」「多数傷病者事案」などが取り上げられていて、“やっぱり問題になる点は当県と同じなんだな~!”と思いながら拝聴していました。
他県のやり方から学ぶことや新しいアイデアをいただくことがあり、今回参加した会でもたくさんの多くのことを学ばせていただきました。

また最後に両県間のドクターヘリ連携におけるコツや想定などをお話させていただき、新潟県の各消防の皆様に群馬県ドクターヘリの活動理念についてお話させていただきました。
そしてさらに夜の意見交換会にも参加さえていただき、新潟県の行政担当者、運航会社、基地病院、消防の皆様とさらに顔の見える関係の構築を図りましたが、すでに新潟県には知っている(お世話になっている)方々が多くいらっしゃることを改めて認識し、この連携は必ずうまくいくという確信が持てました。


今日は群馬大学開催の前橋ドクターカー事後検証会に参加、来週は佐久医療センターで信州ドクターヘリ事後研修会議に参加する予定です!直接顔を合わせて話すことが一番です!!

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