「ドクターヘリ。今、感謝を込めて」~兄弟で引き継がれる命への思い~

町田です。
今回の内容は本人とご家族の承諾のもと記載させていただいます。

栃木県の小学生から初めてドクターヘリに関する自由研究を送っていただいてから7年が経ちました。ちょっと照れくさそうにご両親に連れられて病院に見学に来て、そして疑問に思っていること、知りたいことを熱心に質問していた姿がとても印象的で、さらに出来上がった自由研究の中身の濃さに感激した思い出があります。

はじめて自由研究が届けてくれたのは小野寺慶(けい)君で、2011年に「ドクターヘリ」、2012年に「災害医療」がテーマでした。「家族が栃木県ドクターヘリに助けてもらった」ことをきっかけに自由研究を通じて命の大切さを伝えてくれています。
http://drheli-gunma.blogspot.jp/2011/09/blog-post_16.html
http://drheli-gunma.blogspot.jp/2012/08/blog-post_30.html

そして4年後の2016年、慶君の弟の小野寺煌(きら)君から「ドクターヘリ」に関する自由研究が届きました。取材に来た時は4年前の慶君にそっくりで、とても懐かしい気持ちになったとともに、命の大切さを伝える思いがしっかり兄弟で引き継がれていることに感動しました。
https://drheli-gunma.blogspot.com/2016/09/blog-post_16.html

そして今年、慶君、煌君の弟の小野寺海(かい)君がお兄ちゃんたちとともに新病院に見学に来てくれました!もちろん自由研究の取材のためです!!
左から慶君、筆者、海君、煌君

まだ母親にだっこされていた小さいころの海君の姿を知っているので、自由研究の取材で来てくれたのは本当にうれしかったです!そして6,7年前、2年前にそれぞれ取材に来てくれた慶君、煌君がとても大きく成長していた姿に驚きました。

ここで自由研究の一部を紹介させていただきます。

ちなみに自由研究でメインで取材を受けている獨協の菊池先生は僕と同郷で、いつも自由研究で一緒に掲載していただいて光栄に思っています!また今年は取材日がヘリ当番で、僕が出動中は増田先生が質問に対応してくれて、増田先生にとっても小学生の熱心な姿勢に大きな刺激をもらったとのことでした。


3人の宿題はすべてドクターヘリの取材を通じて「命の大切さ」を問いかけてくれています。そして同じテーマでありながらそれぞれの個性が盛り込まれていてとても興味深いです。本当に大切な宝物です!
小学生が自由研究を通じて命の大切さを伝えてくれています。僕たちもこのような気持ちにしっかりこたえられるように、これからも一生懸命頑張ります!
大切な宝物!


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