「緩和ケア研修会」に参加しました。

中林です。
今回は院内で開催された「緩和ケア研修会」に参加させて頂きました。

研修会では最近の緩和医療について、痛みやつらさといった主観的要素を多く含む愁訴の評価、症状緩和やロールプレイによる患者さん側の気持ちの疑似体験などを通じて学ぶ機会を頂いてきました。


緩和ケアを受ける対象は必ずしもがん患者さんに限らず困っている全ての患者さんやご家族が対象であること、また緩和ケアの概念は診療の必要があれば早期から導入し、闘病中の患者さんの生活の質が保たれることを目標にして行うことが大切だと教えて頂きました。

救急外来やICUが担う役割の第一は患者さんの救命ですが、その一方で向き合っている患者さんは色んな症状に困ったり、時にはそこで人生に別れを告げる場面になったりすることも多々あります。
そんなとき命を守ることと同じように、患者さんの背景によることなく患者さんの痛みやつらさに寄り添う姿勢とその時に使える自分の引き出しを改めて見直すことができた2日間でした。



ロールプレイでは、医師、看護師、コメディカルに関係なく
受講者すべてに医師役、看護師役、患者役が回ってきます。

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