“ショックへの輸液”、“低血糖発作へのブドウ糖投与”~救急救命士処置範囲拡大追加講習~
1月16日~19日にかけて群馬県消防学校で行われた「救急救命士処置範囲拡大追加講習」に、中村センター長をはじめ当科スタッフが講師として参加させていただきました。講師といっても指導の大部分は指導救命士が行い、そのサポートをする役割です。
救急救命士が病院到着前に様々な処置を行えるようになってきました。これはとても良いことだと思います。
ショックの患者に対して迅速に初期輸液を始めること、低血糖の患者に対して迅速にブドウ糖を投与することは、患者さんの脳機能の予後を含めてとても大切なことです。
しかしながらともに医療行為であり、良かれと思ってやったことで患者さんに不利益を与えることがあってはいけません。そのためにプロトコールを遵守し医師に指示要請をすることが必須となっていますが、さらにもっと大事なことがあります。
一つ目は、救急救命士の観察手技、臨床推論の知識のアップです。ショックや低血糖を疑うことができないとせっかく得た技術も生かすことができません。
二つ目は、指示要請を受ける側の医師がプロトコールをしっかり理解していることです。
救急救命士と医師がこのような講習を機会に共通の認識を持つことがとても重要あり、このような講習に当科スタッフが参加することに大きな意義があります。
☆群馬県消防学校ホームページ→http://www.pref.gunma.jp/05/p016_00025.html
救急救命士が病院到着前に様々な処置を行えるようになってきました。これはとても良いことだと思います。
ショックの患者に対して迅速に初期輸液を始めること、低血糖の患者に対して迅速にブドウ糖を投与することは、患者さんの脳機能の予後を含めてとても大切なことです。
しかしながらともに医療行為であり、良かれと思ってやったことで患者さんに不利益を与えることがあってはいけません。そのためにプロトコールを遵守し医師に指示要請をすることが必須となっていますが、さらにもっと大事なことがあります。
一つ目は、救急救命士の観察手技、臨床推論の知識のアップです。ショックや低血糖を疑うことができないとせっかく得た技術も生かすことができません。
二つ目は、指示要請を受ける側の医師がプロトコールをしっかり理解していることです。
救急救命士と医師がこのような講習を機会に共通の認識を持つことがとても重要あり、このような講習に当科スタッフが参加することに大きな意義があります。
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