「Hospital-MIMMS京都コース」を受講しました。

専門研修医の久野です。
35歳で形成外科から救急科に転職して半年、若い先生方と同期になって自分も勝手に若くなった気分に浸っている今日この頃です。


930日と101日の2日間、京都第一赤十字病院で開かれたHospital MIMMSコースに参加してきました。
Hospital MIMMSコースは災害発生時、患者受け入れを行う病院としてのマネジメントを学ぶ英国生まれのコースです。

当院の救命センターでも短い時間の中でたくさんの患者さんが運び込まれてくることもありますが、災害時には平時の比にならない多数の患者さんが、重症から軽傷まで入り乱れてやってきます。医師看護師が頑張るのももちろんですが、一気に使用される薬や資材を管理してくれるサプライスタッフ、カルテや患者さんの情報を管理してくれる医事職員さんをはじめ、他職種一丸となった対応が求められます。もちろん、事前に計画を立て、訓練をして備えなければなりません。

このあたりの事を計画立案から実際の受け入れ対応まで、机上演習中心に2日間みっちり勉強しました。

医師、看護師、事務方と色々なバックグラウンドをもった受講生の混成チームで問題解決の議論ができ、新鮮な体験でした。

勿論、使わないに越したことはない災害対応の知識ですが、来るべきその時に備え、今後も知識の整理に勤めたいと思います。


今回のコースでは初期研修医だったころの指導医の先生と久しぶりにお会いしたり、前橋日赤から京都第一日赤に異動された先生とも再会を果たすことが出来ました。
明日からも気合を入れなおして頑張ります!! 

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