病院前診療を体験して・・・～初期研修医 ドクターヘリ同乗研修！～

当院初期研修医2年目の青山です。
当院における初期研修で必修だけではなく集中治療科・救急科を選択すると、ドクターヘリの同乗研修ができます。9月26日はドクターヘリ同乗研修最終日でした。


ヘリに乗るものも初めてですが、病院前診療も初めての経験です。ヘリ酔いもさることながら、病院前という慣れない環境にも緊張しっぱなしでした。
今回は3回目ということで、指導熱心な小橋先生のもと、現地での実際診療にも積極的に参加させていただきました。

病院内とは異なる雰囲気であり、緊張感にのまれそうになります。病院内と比べ、大きく異なると感じたのは診療だけではなく、フライトドクター、ナースが常に外部と連絡をとりあい、どう現地に向かうのか、どこへ搬送するのがベストなのかを常に考え、臨機応変に対応していました。そのためには、群馬県の各医療機関の地理的な情報はもちろん、それぞれの病院の特徴まで考える必要があるとのことでした。ある意味、大きな視点での地域医療と言えるのではないでしょうか。
自分は診療だけでいっぱいいっぱいとなってしまいましたが、先輩Dr.・Nsは診療以外のマネジメントもスムーズにこなしていてプロフェッショナリズムを感じました。
今日も病院前の難しさ・楽しさを感じ、もっと勉強が必要だと痛感する研修でした。


思い返すと2015年1月15日に学生時代に大学の院外実習で当院のヘリを見学させていただいていました。そのときはまさか自分が乗る機会があるとは思っていませんでした。将来何があるかわかりませんね。

2015年1月　医学部生の頃
http://drheli-gunma.blogspot.jp/2015/01/blog-post_15.html

救急科での研修は常に新しいことを学べ・学ぶ必要があり、刺激的です。残りの救急科研修もがんばります。