「第32回JSEPTICセミナー」に参加しました。

小松です。
9月16日に開催された「JSEPTICセミナー」に参加してきました。
(*JSEPTIC:特定非営利活動法人日本集中治療教育研究会)セミナー自体は昼からで開始であったため、セミナーの前に会場の近くにある湯島天神にお参りです。当院のさらなる発展の力添えをお願いしてきました。(当然、救急医専門医試験に臨む、当院医師3名の合格も祈ってきました!)


本題のセミナーです。
テーマは「輸液・ボリューム管理」でした。
 今回のセミナーでは、「救急外来での救命のための輸液」から、「残念ながら病や怪我に勝てず、最後の時間を過ごす方に対する輸液」まで幅広いテーマで講義やディスカッションがありました。

救急・集中治療医は、昼夜問わず、重症循環不全と戦っています。輸液(点滴)は循環不全と戦う武器の一つです。しかしその武器も使い方を間違えると、悪い方向に働いてしまうことがあります。
我々は、「どのような輸液をどのような量で使うべきか」を常日頃から考え治療にあたっています。しかし、病状と輸液の使用法は一対一対応にならないのが、現状であり、頭を悩ませているところです。


今回のセミナーで学んだことをベースとし、この輸液という武器を効率よく使用できるように、日々頑張っていきます。

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