“JA6916”のドクターヘリデビュー!



町田です。
2回連続で『ドクターヘリデビュー』に関する話題を提供します。
今回は「ドクターヘリ機体」編!
 
1月7日のドクターヘリ待機終了後に機体交換を行いました。ちなみに機体交換についてですが、ドクターヘリの機体も車の車検にように定期点検があったり、また飛行時間に応じての点検があります。また機体の負担の平均化やデジタル無線への移行に関わってめローテーションが行われています。
群馬県ドクターヘリの主力機種であるBK117C-2はそのままですが、JA6910から“JA6916”という機体に交換しました。
JA6916です!
このJA6916はこの前まで新潟県でドクターヘリとは異なるミッションで活躍していましたが、今回いよいよドクターヘリ仕様となり、そのデビューを北風吹きすさぶ群馬県で飾ることとなりました。
さっそくこの3日間連日で北風に立ち向かいながら東西南北を力強く飛び回っています。

ちなみに時々群馬県にもやってくるJA6917と同じように機首にまん丸のお鼻がついています(以前は様々な観測レーダーが入っていたようです)。ちょっと愛らし雰囲気がある『JA6916(“イチローさん”)』をよろしくお願いします。

そしてドクターヘリの立ち上げから活躍している“ひとまるちゃん”とはしばしのお別れです。その間はイチローさんとともに引き続き群馬県の救急の一翼を担っていきます!



さすがに冬なので群馬県も朝晩は冷え込みます。
朝の出動では遠くの山々が見渡せ眼下には朝靄が広がる幻想的な景色が見られることがあります。今日も前橋上空からは南アルプス、佐久付近では北アルプスの遠くに見ることができました。

 
しかしながら今シーズンの暖冬もとても心配です。
この時期は県北部はスキーリゾートとして雪景色が広がっていますが、今シーズンは一部のスキー場しか空いていません。おそらく人工降雪機で何とかしているところもある感じです。
浅間山も群馬側の北面は雪がかぶっていますが、長野側の南面はほとんど雪がありません。その反動で数年前のようなドカ雪が来ることをとても心配しているとともに、やはり異常気象による地球の自然環境への影響や私たちの生活の変化がとても心配です。
浅間山北面(群馬県側)
浅間山南面(長野県側)

コメント

  1. 消防無線のデジタル化が進行していますが、Dr.ヘリもその対象になるのですか・・・・?。
    県波や全共がデジタル化されると、ヘリの活躍が掴めなくなる!!!
    いつも、頑張ってくれているなと、頼もしく思っているのですが。

    一文字違い

    返信削除
    返信
    1. 匿名さん、いつも応援していただきありがとうございます。
      消防無線のデジタル化に伴い、無線交信による情報共有を図っているドクターヘリの無線デジタル化も必須になってしまいます。消防関係は総務省の管轄ですがドクターヘリの管轄は厚労省のため、デジタル化予算はドクターヘリには直接まわってきておりません。そのためにドクターヘリのデジタル化作業が若干遅れを生じていますが、5月31日には完全デジタル化されるためそれまでには何とか間に合わせる予定です。

      削除

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