さらなる連携を!~群馬県ヘリコプター合同勉強会~
町田です。実は学生実習・初期研修医教育の救急科担当をしています。
研修医2年目で選択科目に当科を選んでくれた先生に、当科の研修最終週にドクターヘリの同乗実習を行っています。
研修医の中には学生時代に当科に見学に来たり、学生実習として2週間当科に来た人もいます。研修医2年間だけではなく、見学、実習は短期間ですが気持ち的には約3,4年間の付き合いになると、3年目以降の旅立ちが迫ってくるにしたがってちょっぴりさびしい気持ちになります。先日も学生時代に見学で案内した研修医と一緒にドクターヘリで活動する機会があり、とても感慨深くうれしい気持ちになりました!あと3か月ちょっとの研修医生活、最後まで精一杯頑張ってください。
昨日は今年度2回目の群馬県ヘリコプター合同勉強会が開催されました。
☆勉強会の主旨の詳細はこちら
→ http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/06/blog-post_20.html
年末の特別警備などのため群馬県警察航空隊が参加できなかったのは残念でしたが、群馬県防災航空隊、朝日航洋(ドクターヘリ)、桐生市消防本部、利根沼田広域消防本部、陸上自衛隊第12旅団、赤十字飛行隊第12旅団、群馬県庁、そして当院スタッフが参加しました。
内容は以下の通りです。
1. 症例検討
・『傷害事件事案の傷病者2名を防災ヘリ、ドクターヘリで分散搬送した事例』
(消防本部、ドクターヘリ、防災航空隊)
・『山岳救助事案の傷病者を県警ヘリからドクターヘリへ引き継いだ事例』
(消防本部、防災航空隊、ドクターヘリ)
(陸上自衛隊第12旅団)
・『災害救護における赤十字飛行隊と病院・ドクターヘリと連携の可能性』
(赤十字飛行隊群馬支隊)
前回の勉強会で課題となった所轄消防を要とした所轄警察・消防間、県警・防災ヘリ間の情報共有がかなりスムーズにとれるようになっており、この勉強会を続けている意味を強く感じることができました。まだまだ3機のヘリの連携では課題も残っており、この勉強会に参加してくださった県庁の方からもさらに会議で話を詰めていく必要性がある旨のコメントもいただきました。(このような勉強会に県庁の方が参加してくださることはとても大きな意味があります。)
また自衛隊と防災ヘリが実際に協働するとの連絡体系を教えて頂いたり、自衛隊に医療活動の応援要請のために医療側が平時からできることについて考えさせられました。そして赤十字飛行隊のいままでの災害時の活動から、情報提供など後方支援を含めて医療との連携について良いヒントをいただきました。
この勉強会を始め様々な機会でさらに顔の見える関係を構築していき、よりスムーズな活動ができるように進めていきたいです。
研修医2年目で選択科目に当科を選んでくれた先生に、当科の研修最終週にドクターヘリの同乗実習を行っています。
研修医の中には学生時代に当科に見学に来たり、学生実習として2週間当科に来た人もいます。研修医2年間だけではなく、見学、実習は短期間ですが気持ち的には約3,4年間の付き合いになると、3年目以降の旅立ちが迫ってくるにしたがってちょっぴりさびしい気持ちになります。先日も学生時代に見学で案内した研修医と一緒にドクターヘリで活動する機会があり、とても感慨深くうれしい気持ちになりました!あと3か月ちょっとの研修医生活、最後まで精一杯頑張ってください。
昨日は今年度2回目の群馬県ヘリコプター合同勉強会が開催されました。
☆勉強会の主旨の詳細はこちら
→ http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/06/blog-post_20.html
年末の特別警備などのため群馬県警察航空隊が参加できなかったのは残念でしたが、群馬県防災航空隊、朝日航洋(ドクターヘリ)、桐生市消防本部、利根沼田広域消防本部、陸上自衛隊第12旅団、赤十字飛行隊第12旅団、群馬県庁、そして当院スタッフが参加しました。
内容は以下の通りです。
1. 症例検討
・『傷害事件事案の傷病者2名を防災ヘリ、ドクターヘリで分散搬送した事例』
(消防本部、ドクターヘリ、防災航空隊)
・『山岳救助事案の傷病者を県警ヘリからドクターヘリへ引き継いだ事例』
(消防本部、防災航空隊、ドクターヘリ)
2. 講演
・『災害救護でのヘリ活動における自衛隊と医療との連携』(陸上自衛隊第12旅団)
・『災害救護における赤十字飛行隊と病院・ドクターヘリと連携の可能性』
(赤十字飛行隊群馬支隊)
前回の勉強会で課題となった所轄消防を要とした所轄警察・消防間、県警・防災ヘリ間の情報共有がかなりスムーズにとれるようになっており、この勉強会を続けている意味を強く感じることができました。まだまだ3機のヘリの連携では課題も残っており、この勉強会に参加してくださった県庁の方からもさらに会議で話を詰めていく必要性がある旨のコメントもいただきました。(このような勉強会に県庁の方が参加してくださることはとても大きな意味があります。)
また自衛隊と防災ヘリが実際に協働するとの連絡体系を教えて頂いたり、自衛隊に医療活動の応援要請のために医療側が平時からできることについて考えさせられました。そして赤十字飛行隊のいままでの災害時の活動から、情報提供など後方支援を含めて医療との連携について良いヒントをいただきました。
この勉強会を始め様々な機会でさらに顔の見える関係を構築していき、よりスムーズな活動ができるように進めていきたいです。
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