フライトナース勉強会 in 前橋

町田です。

8月後半になりましたがまだまだ暑さが続いています。昨日も前橋市の最高気温は35℃もありました。ドクターヘリ要請、救急車受入もとても多かったです。

 昨日も日没ぎりぎりまで出動していました。

 夜は救急外来の処置室が足りなくなり、臨時で2ベッドを増設です。
モニターも不足したため、ヘリの移動用モニターも登場です。


そんな暑さが続く中、8月20日に当院で日本航空医療学会主催のフライトナース勉強会が開催されました。北は釧路から南は鹿児島まで、全国からフライトナース約60名が参加しました。
中野センター長、前田看護部長、日本航空医療学会理事の坂田さん(愛知医大フライトナース)からの挨拶に引き続き、「熱中症の診断、治療と対策」というテーマで講演をさせて頂きました。講演の後はグループディスカッションで、各施設での熱中症対策について意見交換を行いました。いろいろ参考になるアイデアを聞くことができました。

 この時期の前橋にふさわしく、テーマは熱中症でした。
栃木から小学生が自由研究のためドクターヘリの見学に来ていました。(詳細は後日ブログで報告します。)

講演、グループディスカッションに続いて、病院のドクターカー、救急車のなかで最新のシミュレーターを使用して、現場活動のシミュレーションを行いました。フライトドクター役で参加させていただき、様々な施設のフライトナースの方と現場活動をさせていただきました。OJTだけではなく、このような救急車やシミュレーターを使用した研修も人材育成にとっておおきなツールになりそうです。

勉強会会場の空調の調子が悪く、またシミュレーションは気温35度近い屋外で行われ、まさに熱中症のテーマにあった(?)暑い環境での勉強会になってしまいました。全国から集まったフライトナースの皆さんにはかなり厳しい環境となってしまいましたが、全国で活躍している皆さんはその暑さを全く苦にせずディスカッションやシミュレーションを活発に行っていました。


勉強会終了後は伊香保温泉に移動して懇親会が開かれました。気温差-10度!涼しい環境で全国の皆さんと貴重な意見交換ができました。フライトナースの横のつながりの強さを感じた夜でした。皆さんお疲れ様でした。



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