群馬県ドクターヘリ症例検討会の報告。
9/27 15時から平成23年度第2回群馬県ドクターヘリ症例検討会が開催されました。
今回も多くの群馬県庁や消防関係者そして受け入れ病院関係者に参加いただきました。お忙しい中、どうもありがとうございました。
まずはこの1年間(平成22年9月~平成23年8月)の活動実績の報告を行いました。
・ドクターヘリ要請:739件 → 出動:583件
・キャンセル率:11.6%
・傷病者数:543名 → U-turn 45%、J-turn 55%
続いて4例について症例検討を行いました。
・症例1:ドクターヘリ出動中でも要請を(2Drフライトで重複要請対応可能の場合あり)。
・症例2:ドクターヘリ出動中要請 &消防覚知要請の功奏例。
・症例3:消防覚知要請 &時間優先ランデブーポイント変更の功奏例。
・症例4:山間部での防災ヘリとの協働例。
・症例4:山間部での防災ヘリとの協働例。
最後に今年6月以降にドクターヘリ要請数(特に消防覚知要請)が増加した多野藤岡広域消防本部通信指令課より、より有効にドクターヘリを活用するために消防内でいろいろ話し合いを行ったことについて講演を伺いました。
消防本部独自のドクターヘリ要請基準を作成し、よりドクターヘリを要請しやすい環境を整えていく活動を行っているとのことです。とても勉強になりました。
今回の症例検討会中には白熱した意見の交換がありましたが、大事なのはやはりコミュニケーションですね!全国的にドクターヘリの要請や出動数が増加している傾向がある中で、より安全にかつより質の高い活動を行えるようこれからも努力が必要です。
症例検討会後も熱い議論は続く・・・
大切なのはやはりコミュ(飲み)ニケーション!
コメント
コメントを投稿
コメントは管理人が確認の上、公開の判断をさせていただいてます。状況によっては公開まで数日頂くことがありますのでご了承お願いします。