2017年5月30日火曜日

『第43回日本熱傷学会総会・学術集会&熱傷講習会』に参加しました。

藤塚です
5/2526 新宿で『第43回日本熱傷学会総会・学術集会・熱傷講習会』があり参加、発表してきました。



それに先立ち、前日24日には熱傷講習会もあり、知識リフレッシュのため参加してきました。
内容は、「病院前救護・熱傷初期治療・機能再建からみる熱傷治療」でした。

個人的には、機能再建を考えた創閉鎖Planを考えるよい機会になりました。顔・頚・手など社会復帰を考えたうえで重要な部位であり、救命は大切だけれども、如何にこの部分をうまく初期治療から考え治療できるか、今後社会復帰を見据えて管理する我々への大きな課題となりました。
 
 
翌日の熱傷学会では、
当院からは
藤塚
 口演『重症熱傷における早期社会復帰を目指した当院のチーム医療体制』
小倉
 ポスター『前橋赤十字病院熱傷センター:10年間の治療成績』
・形成外科の林先生
 パネルディスカッション『前橋赤十字病院における培養表皮治療の変遷について』
 口演『バーサジェットを用いた熱傷治療について』
がありました。

林先生のお話は、組織や電顕を用いた根拠あるわかりやすい培養表皮治療戦略の話であり、今後当科との合同勉強会を企画しています。

培養表皮をどのようにすると生着しやすいのか、色々な討論がありました。
また『救命』をするために徹底した治療戦略を実践している施設もあり、(超早期デブリ・可能な限りの創閉鎖、培養表皮を使用した閉鎖)勉強になりました。


さらに、台湾粉塵爆発事故から日本での重症熱傷患者の大量発生時の救急対応なども取り上げられ、東京オリンピックも控えた今、災害対応にも話が広がっています。
スキンバンクも再度活動範囲が徐々に広がり、同種皮膚の確保体制が整備されつつあります。
また熱傷患者においては、災害時によく用いられるSTARTトリアージ法がなかなか適応しにくく、気道熱傷を持った人は刻々と時間で変化していきますが、気道熱傷だけなら歩けるので軽症扱いになるなど、どのように考えていくか今後の課題でもあります。

熱傷治療は、チーム医療による戦力戦となるため、今後も救命をしつつ、機能予後が良好となるように、社会復帰を目指した管理を形成外科・リハビリテーション科、ほか多くのメディカルスタッフとともに頑張っていきたいと思います

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