2015年5月31日日曜日

たまには息抜きを・・・~『ICU歓送迎会』を開催しました!~

みなさんこんにちは。救急科の白戸です。
529日にICU歓送迎会が行われました。今回、わたくし白戸が幹事を務めさせていただきましたので、ご報告させていただきます。



街中の韓国料理屋にて、40人超の大人数で行われました。看護師、医師合同の歓送迎会は今年度は今回が初めての試みでしたが、大盛況でした。職場でのクールな振る舞いとは違った一面を見れた人がたくさんいました。
二次会も開催されましたが、わたくしの記憶がいまいちなく、報告ができません。ごめんなさい。ICU24時間運営ですが、時には息抜きも大事ですね。


さて、今回の歓迎者は看護師の清水さん、医師の内海先生、橋本先生、伊藤先生でした。
これからICUでも居酒屋でもよろしくお願いします。

2015年5月30日土曜日

16th ECTES 2015 in Amsterdam に参加しました!

劉です。
201551012日、オランダのアムステルダムで開催されたヨーロッパ外傷学会に参加してきました。


初めての国際学会でありとても緊張しました。しかも、一番大きなフォーラムホールでの発表で、外傷の神様の一人ムーア先生も聴衆にいる中での発表となりました。すべてにおいてとてもいい経験をさせていただきました。学会参加中病院で働いていたすべてのスタッフに感謝しております。


当科からは4人が発表させていただきました。

・藤塚医師
Low blood pressure may be a risk factor for hyperkalemia in trauma patients who receive massive transfusion
・小倉医師
The Lactate Clearance in Massively Transfused Trauma Patients
・小橋医師
HEMS for Traumatic Cardiac Arrest: Japanese Single Center 5 Year Experience
・劉
Packed Red Blood Cells for traumatic cardiopulmonary arrest can improve the rate of return of spontaneous circulation

自身の発表内容は外傷性心肺停止蘇生における赤血球輸血の意義についてです。海外ではおそらく外傷性心肺停止について研究しているところはかなり少なく、会場の反応もかなり薄いものではありました。しかし、だれもやらないからこそ意義があり、発展、先導の余地があると考えています。今年の発表を発展させ、来年また口演発表できたらと思います。


さて、学会の他の発表内容についてですが、本学会は外科医色が強く、外科医のための外科手技やデバイスなどの発表が数多く認められました。「外傷時の開腹の閾値を下げろ!」なんてスライドもあり、世の中の流れとはどこか・・・?と思うところもあったり、ああ、この人たちは本当に外科医なんだなと強く感じました。

しかし、私は、今の医療においては外科医だけで医療が完結するとは思いません。Emergency PhysicianIntensivistSurgeonが協力してAcute Care Medicineを形作っていくのだと考えています。私は集中治療科医です。集中治療医としての視点から来年も発表したいと思います。

 

 

さて、オランダといえば風車やミッフィーちゃん、ワッフルやゴッホなどが有名ですが、付属情報として付け加えることがあるとすると、こんな素晴らしい情報があります。

オランダの一般人平均年収は週33時間の労働で460万円であるということ(日本は週40時間で410万ほど)。有給が5週間あるということ!そして、医師に限って言えば労働時間は日本の約9割弱で平均年収は日本の約1.5倍ほど(世界3位)ということ!
過酷な労働環境につかれてしまったあなた、オランダはそんなあなたの心を癒してくれる・・・かも!?
 

2015年5月29日金曜日

小児の集中治療 『PFCCSコース』 を受講しました。

宮崎です。
口永良部島で火山の噴火が起こり島民の方々の避難勧告が出ました。島民の皆様の安全な避難と、1日でも早い島への帰還を祈っております。


当科で診療する患者様は成人のみならず小児の患者様もおられます。
昨年の当院ICUの入室患者は949例でありましたが、そのうち25例は15歳未満の方でした。
もちろん多くはありませんが、いらっしゃるのは事実であるため、それに対する対応も考えていかなければいけません。

今回、私の古巣である、大阪市立総合医療センターで『PFCCSコース』が開催されましたため、受講して参りました。

・1日目
小児特有の疾患の講義、外傷や熱傷での小児に対する特別な知識の講義があり、その後、小児重症患者でのVentilator設定、急変時のシミュレーションを行いました。
・2日目
引き続き小児特有の疾患の講義、災害時の対応があり、鎮静の仕方等の実習がありました。

これらの知識を踏まえて、今後も当院での診療の幅を広げていくよう努力いたします。



尚、下の写真は総合医療センターの隣にある洋菓子屋です。ここに勤務していた時にはよく買いに行ってました。大阪の都島にお立ち寄りの際には、是非お勧めします。





2015年5月28日木曜日

たまにはスライドなしで対話をしましょう!

町田です。

この10日間は様々なドクターヘリイベント、講習会、講演会にお邪魔しました。
・20日 群馬県立前橋南高等学校 教職員対象エピペン&AEDコース
・20日 ライフプラン21「5月特別イベント」~体験談「生き方働き方」発見~ 講演
・21日 群馬県ドクターヘリ症例検討会
・22日 渋川市立金島小学校 ドクターヘリ離着陸訓練&特別講演
・25日 SCHOLAR professor 講演
・27日 群馬県立前橋商業高等学校 教職員対象エピペン&AEDコース

またこの期間は日勤勤務をしながらの参加であったため、留守の間に代診をしていただいた当科スタッフ、各科の先生、看護師の方々をはじめ多くのみなさん、本当にありがとうございました。


特に講演などではスライドを作成し、それを見ていただきながらお話しさせていただくことが多いのですが、今回はスライドを使用せずに話す機会がとても多かったです。
ステージ上で「これからのドクターヘリの活動についての思い」を20分語ったり、小学1~6年生に保護者・近隣の住民の皆様と幅広い年齢層に「命について考える」というタイトルで語りかけたりしました。またスライドの代わりのホワイトボードに書きながら、アジェンダに沿って講義を進めていくというなかなか新鮮な企画もありました。
いつもとはちょっと違う雰囲気の講演です。
ちなみに絵心はゼロ・・・
スライドを使用しないのもなかなか良かったです。
聴講されている方々をよく見ることができるので、話への反応などがよくわかります。小学生の輝く瞳、大人の皆さんの驚きの表情・・・講演というよりも対話しているという気持ちになります。予想外の反応や質問にも、お互いゆっくり考えながら答えることができました。また20年ぶりに同級生と再会するといううれしいこともありました!

あまりに絵心がないことがいただいた写真から改めて再認識したことは残念ことでしたが、このような対話する形でのスタイルも時には良いですね!


尚、小学校の講演の様子やSCHOLAR professorに関する講義の感想などが早速届いて、今のところは幸い良い報告を頂いておりほっとしております。
このような貴重な経験をするチャンスを提供していただいた企画・運営の方々に心より感謝いたします。

来月は中村センター長や中野院長も講演が控えているようです。特に中学校(母校?)で話すことになった院長からは「何話せばいいか教えてくれ」と問い合わせが来ましたよ・・・

2015年5月27日水曜日

新しい指導者の育成!~教職員対象エピペン&AED講習会~

町田です。

先週の群馬県立前橋南高等学校に続き、今日は群馬県立前橋商業高等学校にて『教職員対象エピペン&AED講習会』を開催しました。昨年からはじまった本講習会もこれで5校目となりました。
ちなみに僕の世代の方にはなじみ深い「タッチ」の作者はこの高校が出身で、漫画には以前の校舎と似たような建物が出てきていたようです。


今まで4回はすべて僕と藤塚先生で講習を行っていましたが、「救急車が到着するまでは傷病者のそばにいる市民の皆さんの救命処置」の大切さは当科スタッフは日々感じていて、今年度から新たな指導者が誕生します。
写真中央にいるのが星野先生!

今回は星野先生が僕と一緒に初めて本講習会に参加しました。
このような講習会を行うには、講習会の指導だけではなく事前の準備(学校にお邪魔するので忘れ物はできません)、知識の整理(どのような質問が出るかわかりません)、そして“伝えたい”という熱い思いを持ち合わせていないといけません。

最初は緊張気味の星野先生でしたが、実習となると積極的に各グループを回って一生懸命指導していました。もともと積極的に何にでも取り組むだけあって、慣れてくれば素晴らしい指導者になってくれることは間違いないでしょう。次からは講義も担当してもらおうと考えています。


6月は4校で開催予定です。次回は星野先生に引き続き原澤先生がデビューします。また僕が参加するのは1校だけで、藤塚先生を中心にコースを展開してもらいます。
重症患者さんを助けるために医療チームが頑張るのは当たり前ですが、医療チームに引き継ぐためのスタートの部分が最も大切です。「命のリレーの第一走者」の育成には、当科スタッフが一丸となって取り組んでいく必要があります。

2015年5月26日火曜日

今年度初の群馬県ドクターヘリ症例検討会を開催しました。

5月21日に今年度初の群馬県ドクターヘリ症例検討会が開催されました。
毎回100名を超す多くの関係者の皆様にお集まりいただいていますが、今回は高崎ドクターカーのスタッフや地域医療の最前線でご活躍されている先生も会場に足を運んでいただき、貴重なご意見をたくさんいただくことができました。(本当は佐久総合病院佐久医療センターの先生にも来ていただく予定でしたが、こちらからの連絡ミスにより急に来られない状況になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。)

いつも会場は満杯で熱気にあふれています。

 
今回は2014年度の1年間の活動実績の報告と、運航してから6年間の統計の移り変わりについて紹介させていただきました。
毎年夏に要請のピークが来るのですが、昨年度は秋に最も多くなっていました。
寒さよりも暑さが厳しくなるとヘリ要請が増える傾向があるようです。
要請数の伸びに対する出動数の伸び悩みが一番の問題です。
内因性疾患の要請がもう少しあってもよいと感じています。
 
そして今回も「早期医療接触」「早期決定的治療開始」に向けて、県全体でもっと時間を意識した活動を再確認しました。
年々要請するタイミングは早くなっています。
しかしあくまで目標は「救急隊現着前要請8割以上」です。
平均では「覚知から医師接触まで30分」、「覚知から病院到着まで60分」を達成しました!
しかし件数ではまだ4割を超える事案で30分・60分を超えています・・・
覚知要請基準の話し合い、ランデブーポイント増設のお願いが
続いている日々です。

症例検討においては5事案に関して関係した各機関より発表を頂き、それぞれのポイントについてディスカッションをしました。
特に今後様々な病院前医療チームが連携して活動する事案が増えることを見越して、今回は先に他機関のドクターヘリ、ドクターカーが接触し、その後に群馬県ドクターヘリと連携する事案をとりあげました。また消防本部を超えた連携など、早期医療接触のために“壁を超えて”行った事案も紹介させていただきました。
もちろん症例検討会なので、消防本部や搬送元病院からのリクエストにお応えして、症例に対する治療戦略、経過報告も行っています。



そして多くの連携活動を行っている結果、実際に群馬県内の消防からの要請に対して早期医療接触のために出動したすべてのヘリ・カーを合わせると、昨年度は1000件近い出動がありました。
黄色い部分が他機関による病院間出動です。
群馬県防災ヘリドクターヘリ的出動、栃木県ドクターヘリ、埼玉県ドクターヘリ、
信州ドクターヘリ佐久、前橋ドクターカー、高崎ドクターカー、足からドクターカー
が機体不具合時、重複要請時などにたくさん活躍していただきました。

今回はとことん「時間」と「他機関連携」をキーワードにディスカッションを行いました。実際に連携をとるのにまともに行けばとても時間がかかる場合があります。しかし目の前の患者さんには時間がありません。今できる最善のことを行いながらより良い方法に導いていく必要があります。




『早期接触・病着のために今できること実行せよ!』  


2015年5月24日日曜日

ドクターヘリ訓練と特別講演のコラボレーション!@渋川市立金島小学校

町田です。

そして先週の金曜日に県内では初めてとなりますが、消防本部と学校が協力して「児童、先生、地域住民の方が参加して、ドクターヘリの離着陸の訓練&命の大切さを学ぶ講演」が行われ、僕と山本CSが参加しました(僕たちは陸路参集です)。
小学校関係者のみならず、地域の住民の方も会場にたくさんいらっしゃいました。

学校関係者や地域住民にあらためて学校への離着陸時の様子を見ていただくことで、ヘリが来る時のより安全な行動を実体験することができます。みなさん、やはりヘリの音や風には驚いていましたが、一度体験しておくことがとても重要になります。


着陸してエンジンカットをすると全校児童から大きな声で「ようこそ、金島小学校へ!」と歓迎のあいさつを頂きました。これにはこの日フライトドクターであった中村センター長をはじめスタッフ一同大感激でした。
つづけて児童、教職員の方々にヘリを実際に見ていただき、さらに協力が不可欠である地域住民の方にもゆっくり見ていただきました。学校が協力的でも地域住民の反対で使用できなくなったランデブーポイントもありますが、「ここがランデブーポイントになることで、地域全体で子供たちの命、住民のみなさんの命をまもることになる」ということを説明させていただきました。


離着陸訓練の直前にこの小学校の直近で交通事故があり、訓練と並行して現場支援隊派遣さらにこのままここをランデブーポイントにして活動しようという計画が立てられました。ちょうど救急医(僕)もいましたし。。。幸いヘリ対応になるような重傷者の発生はなかったため訓練は予定通りに無事終了し、児童の皆様の大きな声援に見送られながら帰還しました。


離着陸訓練のあとは、「命の大切さについて考える特別講演」が企画されていて、そこで30分ほどお話をさせていただきました。小学生全学年、教職員に加えて地域住民の方々、教育委員会・渋川市・群馬県庁の方々も集まっていただいたようです。


今回はドクターヘリの訓練直後ということもあり、最初にドクターヘリの簡単な説明をし、ドクターヘリの活動を「命をなぜ助けたいのか」と僕自身が感じていることをお話ししました。

「ドクターヘリで1人の命を助けるために、どれだけの人が働いていると思いますか?」
「いろいろな職業な人が集まっているなかで上手に任務を果たすために大切なことはなんでしょうか?」
などいろいろ問いかけをしてみると、児童たちが積極的にたくさんの答えをいってくれました。とてもうれしかったです。

命を助けるために「これをやらなくてはいけない」と教える必要はありません。
『困っている人に「何とかしてあげたい」と“強い思い”を持つこと』
『みんなが「何とか助けてあげたい」という“同じ思い”をもつこと。』
家族、友人が元気になって笑顔を取り戻せば、周りのみんなもまた笑顔になれますよね!みんなが何とかしようという同じ思いを強く持てば、かならずそこからできることが生まれてきます。

僕自身決して模範解答を持っているわけではありませんが、僕が実際に何年か前に小学生に教えてもらったことをいつもお話ししています。


『命をつなぐことは、周りにいるみんなの笑顔をまもること』です。


今回のように消防と学校の共催によるこのような訓練は初めてでしたが、群馬県では現在小中学校、・高等学校のうち288校がドクターヘリのランデブーポイントとして許可していただいており、いままでに151校に離着陸させていただいています。
学校のグランドなどは水撒きを要するため、タイミングによっては体育の授業を中断したりすることもありますが、ほとんどの学校で全面的にご協力を頂いています。過去にはヘリが来る前にスプリンクラーで散水をしていただいた学校もありました。
実はこの金島小学校の校長先生は、前任地の小学校がまだランデブーポイントに登録される前に「命のためなら使ってください!」とグランドへのドクターヘリ着陸許可をしてくださった方です。これをきっかけに渋川広域消防管内の学校のランデブーポイント登録が一気に増えました。このような先生の存在も児童や地域住民にとって本当にありがたいことだと感じます。(ちなみにおかし作りがとても上手な先生で、講演終了後にとてもおいしいお手製のケーキとプリンをいただきました!)
これからもランデブーポイント登録および活動へのご協力のほどよろしくお願いします。



2015年5月22日金曜日

『4th Euro-ELSO 2014 in Regensburg』に参加しました!

鈴木です。
5810日、ドイツのレーゲンスブルグで行われた第4回EURO-ELSO(ユーロ・エルソー)に小倉先生と参加してきました。



ELSOextracorporeal life support organization)は1989年設立の歴史あるECMO(エクモ)関連の国際的組織で、毎年北米で総会が開催されています。
近年、重症循環不全や呼吸不全に対してECMOを用いた治療が注目されるようになり、ヨーロッパ、アジア、南米など世界中の各地域でこのような地方会が開かれています。

ECMOって何?という方は・・・
  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/02/ecmo-in-vol1.html


当院もECMOによる治療に力を入れており、院内マニュアルと症例経験をまとめた本「症例に学ぶ成人呼吸ECMO管理」を出版しています。


今回はさらにレベルアップを図るため、学会参加し2演題を発表しました。

・鈴木
two-year experience of veno-venous ECMO in severe respiratory failure
・小倉医師
The Utility of Ttransesophageal Echocardiography Guided Cannulation in Veno-Venous Extracorporeal Membrane Oxygenation
 

 
この3日間、ECMOに関するたくさんのレクチャーを聞きました。
なかでも注目したのが「ECMO搬送」、つまり、ECMOを装着した状態で患者さんを搬送するシステムです。
当院は高度救命救急センターとしてECMOが必要になるような重症呼吸不全患者さんの集約化に取り組んでいます。

*当院におけるECMOの転院搬送に関しては・・・
  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2014/03/ecmo.html
 

 
群馬県内の各病院から重症呼吸不全患者さんを御紹介頂き、搬送用人工呼吸器を使用して、ドクターヘリなどで搬送しています。
しかし、搬送用人工呼吸器では搬送に耐えられないような最重症の場合には、ECMOを導入した後に患者さんを搬送する必要が出てきます。このような「ECMO搬送」を安全に行うシステムが我々にはありません。今後、取り組んでいきたい課題の一つです。



~過去のEURO-ELSO、APELSO参加報告~

2nd EURO-ELSO 2012 in Stockholm
  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/06/euro-elso-in-stockholm.html
3rd EURO-ELSO 2013 in Paris
  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2014/06/3rd-euro-elso-2014-in-paris.html

1st APELSO 2013 in Berjing
  http://drheli-gunma.blogspot.jp/2013/10/apelso-in-beijing.html

2015年5月21日木曜日

今年度は新たな指導者が加わります!~教職員対象エピペン&AED講習会~

町田です。

毎年秋に前橋市立前橋高等学校の高校1年生を対象に救命講習会(BLS&AEDコース)を開催していて、その学校の先生より「ぜひ教職員にもAEDの講習をしてほしい。そしてアレルギーの生徒さんに適切な対応ができるようにエピペンのことも教えてほしい。」というリクエストを頂き、昨年6月に同校で『教職員対象エピペン&AED講習会』を開催しました。

学校の先生もきわめて多忙な日々を送っており、なかなか時間はたくさん取れないとのことで“1時時間”という限られた時間での講習会です。本来であれば3,4時間かけて教えるくらいの内容ですが、受講生がとても熱心で応用力の高い学校の教職員であるということを生かして、かなりコンパクトかつポイントを絞ったコース内容となりましたが、なかなかの好評を頂き前橋市内の様々な高等学校から講習会開催のご希望を頂くこととなりました。

昨年度は始めたばかりということもあり、市立前橋高校に加えて前橋女子高校、前橋東高校の3校にしか開催できませんでしたが、今年度は前橋地区高等学校養護教諭部会が窓口となっていただき当科との調整を行い、8月までに8校で本講習会を開催することとなりました。

昨日は今年度の初講習会が前橋南高校でありました。
体育館に40名の教職員の方々が集まりました。
教職員の方々に 『AEDによる早期の電気ショックの重要性』や『迷わずエピペンを使用する心構え』を学んでいただきました。どの先生方もとても熱心であり、質問の内容にも“生徒を守る”という強い思いを感じました。もちろん「先生自身のお身体の心配もするように!」ということも忘れていませんよ。


このような講習会を開催にするにあたって、事前に学校側との調整、資器材の準備、会場の設営など、実は1時間の講習会のために多くのことを行わなければなりません。本講習会は昨年度から僕と藤塚先生で行ってきましたが、いろいろなスタッフがこのような機会で市民の皆さんに初期対応を教えることができるようになってほしいと感じています。
そして今年度は新たに原澤先生、星野先生が指導者の仲間として加わることとなりました!各講習の指導者数は2人のため、これからは僕と藤塚先生が分かれてそれぞれ原澤先生や星野先生とペアを組んで各高校にお邪魔します。

昨年度はAEDを町田、エピペンを藤塚先生が指導しましたが、
次回以降は別々になるので、今回はお互いのために逆を指導しました!
(僕たちもつねにブラッシュアップです。)
昨日の前橋南高校を皮切りに、前橋商業高校、市立前橋高校、前橋盲学校、県立前橋高校、前橋東高校、前橋工業高校、前橋育英高校で開催します。2回目の高校には、一部スライドの内容を変えたりなど企画側は工夫して臨む予定です。
関係者の皆様、どうぞよろしくお願いします。


2015年5月20日水曜日

必要な場所にあることの大事さ!~三陸訪問記・番外編~

町田です。

一昨日にアップしたブログの記載に一部誤りがありました。栃木県ドクターヘリに引き続いて埼玉県ドクターヘリを要請したのは、救急隊長の判断だったとのことです。失礼しました。
いずれにしても先着した栃木県ドクターヘリスタッフが医療コマンダーとなって、そのあとの到着した埼玉県ドクターヘリスタッフと協力して傷病者の対応を行っていただきました。この事案のあとにすぐに両基地病院に連絡をして、現場と先着ヘリの県が異なっていても「まずは先着したヘリスタッフがコマンドとなって活動をする」という方針をあらためて確認しました!


今月の初めに本ブログのゴールデンウィーク特集として「三陸訪問記」を書かせていただいました。今回はその番外編をお送りします。番外編といってもある意味とても大事なお話です。

3月14,15日の2日間、気仙沼・南三陸・石巻を
案内していただいたARHの渡部さん。

東日本大震災の時に、津波で大きな被害を受けた三陸沿岸部から比較的機能が残っていた病院やSCUが設置された内陸部に患者さんを搬送するのに、ヘリコプターが大いに有用でした。
僕は石巻の沿岸部の病院から150名の患者さんを救出するために、ドクターヘリや自衛隊ヘリと協力しながら多くの患者さんを安全な場所へピストン搬送する活動に参加しました。他の場所では防災ヘリ、県警ヘリなどの公共ヘリだけではなく、民間ヘリも大いに活躍していました。

沿岸部、山間部、離島などでは総合病院へ搬送するまでに陸路(海路)ではとても時間がかかってしまい、緊急度や重症度が高い傷病者では搬送中に最悪な事態に陥る危険性がります。そのために昔から自衛隊ヘリや防災ヘリによる僻地からの搬送が行われており、最近ではその一翼をドクターヘリも担うようになりました。


ところでここで逆転の発想をしてみましょう。
もし最初からニーズの高い壁地にヘリが常駐していれば・・・実はとても効率が良いことがあります。
それは僻地まで迎えに行く時間を短縮することができ、より迅速に決定的治療が可能な病院まで到着することができます。実は海外ではあえてこのように郊外にヘリを配置して、より迅速に病院到着を目指しているところもあります。

日本でもこのような場所があります。
東日本大震災後に気仙沼に登場した『All Round Helicopter:ARH』です。
災害救護支援で三陸沿岸部を訪れ、被災された地元の方々の役に立ちたい・・・いえ、地元の人たちの熱い思いに感動してこの地に医療用ヘリコプターを誕生させました。

☆ARHの詳細はこちらをご覧ください ⇒ http://arh.or.jp/

ARH事務局のみなさん!
☆ブログも始めたそうです ⇒ http://arh-kesennuma.blogspot.jp/
石巻赤十字病院や日赤宮城県支部とも連携を強めているそうです。
日赤の人形とぐんまちゃんもARHの隊員となりました。

僕は正直民間ヘリのルールや仕組みなどはあまり詳しくありません。
税金などの補助金のもとで行っている公的ヘリと違い、民間ヘリは資金調達から何から何まで自分たちでやらばなくてはいけない大変さがあります。実際には多くの民間ヘリが資金不足で運休になるという話(http://arh.or.jp/support/)は残念ながら聞こえてきます。
しかし、医療過疎で困っている地域の住民のためにかける思いは、ある意味公的ヘリのスタッフより熱いものがあります。

見学に合わせてARHメディカルアドバイザーの
南三陸診療所 中村先生が駆けつけてくださいました。
中村先生も三陸沿岸部の医療に尽力されています。
ヘリが着陸できるランデブーポイントの確保も行っています。
今では公的ヘリも利用するようになったとのことです。
病院の駐車場に降りる際は、病院職員が誘導していただけるそうです。
いい意味で民間ヘリならではですね!

大きな医療圏の中心にある基地病院から縦横無尽に飛びたつドクターヘリと、僻地の患者を迅速に搬送できる民間ヘリが手を組んで、その大きな地域の空の医療を展開したらものすごく大きな夢が膨らみます。
宮城県はこれからドクターヘリが導入されるところであり、仙台を拠点としたドクターヘリと沿岸部を拠点としたARHがうまく連携できれば、多くの住民の命をより救うことができるでしょう。
群馬県も赤十字飛行隊のヘリが5機もあるにもかかわらず、まだドクターヘリとうまく連携を組むまでに至っていません。どちらかというと公的ヘリ側が足を踏み出せない感じでいます。

『住民の命のために活動したい!』という思いであれば、ヘリの形やカラーリングが違えども絶対にうまく連携ができ、そしてものすごくおおきな可能性がふくれるでしょう!
ARHの渡部さんとずっとこのような話をしながら過ごした2日間でした。そしてこの民間ヘリの活躍と可能性については、今年の秋に『空の連携』というテーマのもとで開催予定の日本航空医療学会学術集会でもとりあげさせていただきます。

2015年5月18日月曜日

広域連携があるからこそできること!

町田です。

群馬県で多数傷病者事案が起こったとします。
群馬県ドクターヘリが出動し、さらに応援で防災ヘリや隣県ドクターヘリが駆けつける・・・これはいままでにあったことです。
でもさらに進んだ出来事がありました。群馬県ドクターヘリも防災ヘリも他案件に出動中、群馬県内で起こった事案に栃木県・埼玉県の2機のドクターヘリが出動して対応してくれました。まさに広域連携が生んだファインプレイです。


上記の図は、群馬県において群馬県ドクターヘリ以外に『病院前に訓練された医療スタッフを派遣して現場から救急医療を提供できる手段』を示したものです。

緑円で示した群馬県防災ヘリドクターヘリ的運用は、群馬県内であればどこでも出動できます。
赤円で示した隣県ドクターヘリは、広域連携を結んでいる栃木県ドクターヘリは館林地区消防、太田市消防、桐生市消防、埼玉県ドクターヘリは館林地区消防、太田市消防、伊勢崎市消防、多野藤岡広域消防に出動可能です。信州ドクターヘリ佐久に関しては広域連携を結んでいませんが、お互い常識的な範囲までという暗黙の了解で強固な連携が形成されています。
それ以外にも青円で示した高崎、前橋のドクターカーはもちろんですが、、栃木県足利のドクターカーも群馬県内に出動可能です。

もちろん群馬県ドクターヘリも広域連携を結んでいる埼玉県の県北部、栃木県の県西部、そして長野県の佐久・軽井沢近辺に出動することは可能です。


広域連携の一番のメリットは、出動までに余計な手続きがいらないことです。
例えば館林地区消防の場合、群馬県ドクターヘリが重複要請で出動不可の時、すぐに広域連携にのっとって余計な手続きはいらずに栃木県ドクターヘリCSまたは埼玉県ドクターヘリCSに要請をすることができます。さらに多数傷病者事案であれば、群馬県、栃木県、埼玉県の3機のドクターヘリを同時に要請することができます。ちなみに群馬県防災ヘリ、足利ドクターカーも参集可能です。
これくらいの規模になればもちろん災害対応となるかもしれませんが、災害対策本部が立ち上がる前に医療チームがさっと現場に集結できて、局地災害対応における最初の一歩の出遅れがなくなるでしょう。

少なくとも各県がお隣同士で手をむすべば、最終的にすべてがつながる気がします!もちろんそこには他機関ヘリや民間ヘリも巻き込んでいけるとよいですね。
今思うと東日本大震災ではこのような連携がたくさん行われていました。災害時だけできるのではなく、普段の救急医療からこのような取り組みを続けることが大切です。

2015年5月16日土曜日

観光地の救急医療に協力したい!~早期にヘリが着陸できるための試み~

町田です。

今日はあいにくの雨ですが、ここ数日は前橋は30度を超す暑さが続いていました。先日は残念ながら日本一暑い日に・・・。「本当の夏には連日35度を超している」という猛暑のイメージが強い群馬県ですが、実は避暑地もたくさんあります。

前橋市から車で1時間もかからずに車でいける赤城山、そして高崎市から車で1時間もかからずに車で行ける榛名山(両方とも山の上には美しい湖沼があり周遊道路もあります)、また冬はスキーリゾートとして有名な片品地方や嬬恋地方など、風光明媚な観光地になっています。
実は今あげた赤城山大沼・小沼周辺、榛名山榛名湖周辺、そして片品・嬬恋のスキーリゾートは、救急車が到達するまで30分以上かかる場所がたくさんあるところなのです。
特に赤城山は前橋赤十字病院からドクターヘリで5分でつきますが、消防の安全確保のための支援車が到着するために30分以上かかります(山道を登っていかないといけないため)。榛名山も同様にドクターヘリでは7分でつきますが、安全確保までに30分以上を要します。スキー場に関してもどんなに遠いところでもドクターヘリは20分以内に到着するので、消防の支援車よりも早く到着することがあります。

赤城山の新緑と大沼湖畔
榛名山と氷結した榛名湖

現在の群馬県ドクターヘリ運航要領では、「消防関係者の安全確保のもとでドクターヘリはランデブーポイントに着陸する」となっています。ヘリの着陸時にはダウンウォッシュを生じて様々な危険性がありためにこれは安全を最も重視する意味で重要なルールです。しかし、先ほどあげたような場所ではなかなか着陸までに時間がかかってしまい、現場が上空から見えているのになかなか着陸できない、上空待機により燃料を消費して連続出動に対応できないなど、様々な問題も発生しています。
他の道府県では、消防団やスキー場パトロールの方々の安全確保のもとで着陸できる仕組みを作って安全にヘリの着陸の誘導をしているところもあります。群馬県でもこのような仕組みの導入を目指して、県、消防、運航会社、基地病院で話し合いを繰り返して「消防職員以外の者によるランデブーポイントの安全確保実施要綱」を作成し、さらに安全講習会の準備も整いました。

先日このことに関する意見交換会を開催しましたが、消防団の方々も仕事を抱えていたり、スキーパトロールも冬季限定であったり、安全面の保証、資器材の準備など思った以上に様々な課題があることがわかりました。
本来は専門職がする仕事を一般の方に行っていただくには、やはり前向きな気持ちでお手伝いしていただきたいと考えています。どんなに素晴らしい観光地やスキーリゾート、避暑地であっても、救急医療が充実していなければ安心して観光客も来ていただけません。

赤城山を抱える前橋市、榛名山を抱える高崎市、そして山間部の町村と一体となっていち早くドクターヘリが着陸できる体制作りを目指していければうれしい限りです。ちなみにいち早く「アクションを起こそう」というご連絡をいただいた行政のトップの方もいらっしゃいます!
すでに実施している道府県があるということは、群馬県も必ずできると信じています。『安全・安心な観光立国・群馬県』にドクターヘリも協力したいと考えています。
僕の地元は北海道ですが、
群馬にも良いスキー場がたくさんありますよ!

 もちろん今まで通り消防の皆様の心強いランデブーポイントの確保を頼りにしています。さらに群馬県はランデブーポイントから現場に向かう支援車の準備も早く、よりはやく傷病者のもとへ駆けつけるための体制強化を引き続きよろしくお願いします。

このように水撒きが必要なランデブーポイントでは
消防の皆様の力が絶対に必要です!
同時により着陸しやすりランデブーポイントも増設しなければいけません。
 

2015年5月14日木曜日

初期対応を学ぶコースを定期的に開催しています。

町田です。

先日のブログでは一般市民の初期対応の大切さについて書かせていただきましたが、その初期対応は一般市民に限ったものではなく、医療関係者に関してもとても大切なことです。
当院でもこれらを学ぶための各種コースを積極的に開催しています。急変患者の医療者による最初の10分の対応を学ぶコース、外傷初期診療の病院前や救急外来での対応を学ぶコース、多数傷病者発生など局地災害の初期対応を学ぶコースなどがあります。

*詳細は高度救命救急センターホームページに掲載しています。
 → http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/index.html


その中で当院で1年を通して毎月1回必ず行われているコースが2つあり、今回はその2コースの紹介をします。

本日開催中の高度救命救急センターBLS&AEDコースです。
今回はじめてドクターヘリCSに参加していただきました!
(当科に実習中の群馬大学医学部生も奮闘中です!)

1.高度救命救急センター BLS&AEDコース

医師以外の看護師等の医療従事者が心肺機能停止者に遭遇した場合に、AEDを使用しての早期 除細動が法的および技術的に可能となることを目的とした心肺蘇生法講習です。コースの最後で行う試験で一定の知識・技能の獲得が確認できれば、当院院長、高度救命救急センター長による修了証が発行されます(特製ピンバッチ付き)。
毎年当院の新人研修医、新人看護師には全員受講していただき、また他の病院・クリニックの医療スタッフの皆様に受講していただいています。(いまのところ受講資格は、医師、歯科医師、研修医、看護師、准看護師、メディカルスタッフ(薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、等々)、救命救急士、救急隊員、医療事務、医学生、看護学生等ですが、今後はさらにドクターヘリ運航会社、ボランティアスタッフなどにも門戸を拡げていこうと考えています。)

3か月ごとに下記ホームページで受講生の募集を行っています。
*本年度の7,8,9月コースは院内新人看護師対象コースのため一般募集は行いません。(その代わり他期間の開催時に例年より多くの当院看護師以外のスタッフ、当院以外の希望者を多く採用させていただきます。)

本コースの詳細は
 →  http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/bls_aed.html


2.基幹災害医療センター 急性期災害医療(レベルⅠ)コース

群馬県基幹災害医療センター(前橋赤十字病院)では、多数傷病者発生事案あるいは局地災害急性期時に、医療従事者や消防関係者等の対応機関の職員が、適切な医療が実施できるための基礎知識・技能の習得を目的として、急性期災害医療(レベルⅠ)コースを開催しております。上記コースト同様に一定の知識・技能の獲得が確認できれば、当院院長、災害対策委員長より修了証が発行されます(特製ピンバッチ付き)。多数傷病者対応や局地災害における急性期災害医療に興味があり、その入門編的基礎を学びたい方の受講をお待ちしております。また、日本DMAT隊員研修、MIMMSコース、MCLSコースの受講前の基礎知識習得としても、本コースの受講をお薦めいたします。(受講対象者は上記コースと同様です。) 本コースも3か月ごとに下記ホームページで受講生の募集を行っています。(現在7,8,9月コースの募集を行っています。)

 本コースの詳細は → http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/ksic.html 


両コースともに募集者多数の場合は、地域性、応募回数などを考慮した選考を行いますので、あらかじめご理解ご了承のほどよろしくお願いします。

2015年5月12日火曜日

命の大切さ、応急処置の大切さを伝えるために・・・

町田です。
5月だというのに台風の心配をしないといけないとは・・・日本の四季もとてもおかしな感じになっていますね。これから雨風が強まってくる地方の皆様は十分お気を付け下さい。ECMO、外傷の国際学会からただいま帰国の途についている鈴木先生、藤塚先生、小倉先生、小橋先生、劉先生は無事に帰ってこれるでしょうか?


救急医療に携わっていると、目の前の重症患者さんに対して初期診療、決定的治療、集中治療管理の大切さを日々体感しながら過ごしています。もちろん重症患者の一人でも多くの方の救命、社会復帰を目指して頑張っていますが、ちょっと落ち着いてみると「何とか重症患者の数を減らせないか?」と考えることがあります。

救急医にとって重症患者への対応は最も大切な任務でありますが、そのような重症患者の発生を防ぐために一般市民への啓蒙活動がとても重要な意味を持っています。
特に学校での事故は、けがや事故にあった児童・生徒はもちろんのこと教職員や保護者の方々への心のダメージや若い命の喪失という社会に及ぼす影響が大きいです。

ということで今年も当科では児童・生徒や教職員対象の講演会や研修会を開催します。
現時点では以下の予定が決まっています。
1.小学生対象のドクターヘリ見学&命の授業→5月 渋川市内小学校
2.小学生対象の命の授業→6月 みどり市内小学校
3.教職員対象のエピペン&AED講習会→5-8月 前橋市内高等学校(7校)
4.大学生対象の講義(救急医療、ドクターヘリ、災害医療)→7月 群馬大学教育学部(3コマ)
5.養護教諭対象の学校安全講演会→8月 前橋市小中学校
6.生徒対象の救命講習会→10月 前橋市内高等学校
教職員対象の「エピペン&AED講習会」
小学生対象の「命の授業」

また平時の救急・災害医療、ドクターヘリ活動についてご理解いただく意味も込めて、上記以外にも今月は一般市民や専門職向けの方に講演活動を行います。
http://www.lp21.net/cgi-bin/main/spe/topics.cgi
http://scholar.tokyo/


心肺停止患者さんの救命・社会復帰率に関しては、救急隊や応急処置や救急医の初期診療よりもなによりもバイスタンダーによる心肺蘇生(胸骨圧迫、AEDなど)の有無がより大きく左右します。
また子供の命を守るのは周囲の大人の意識がとても大切であり、保護者、教職員などに子供の安全教育と救命講習会を積極的に継続していきます。そして子供たちと「命の大切さ」についてこれからも一緒に考えていこうと思います。

ある小学生が僕たちに教えてくれた大切な言葉があります。
『命を守ることはみんなの笑顔を守ること!』
それを皆様にお伝えすることも救急医の重要な役割です。

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