2015年6月14日日曜日

教える側も教わる側も・・・

町田です。

ただいま病院前外傷診療コースに指導者として参加しています。普段の救急医療を行っている地域ではないこともあり、またいつもとは違う刺激を頂いています。教える側も常にレベルアップをしなくてはいけません。


最近の教育についてはとかく指導者側の姿勢が問われることが多いのですが、あえて今回は教わる側のことを書きます。(非難は必至ですが・・・笑)

今目の前に医師になって3か月の初期研修医がいます。
「この時期の研修医に“病院前診療”,“外傷診療”は早いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。確かにもっとその前に学ばなくてはいけないことがあるかもしれません。しかし、病院の体制によっては外傷診療に早いころから携わらなくてはいけないこともあり、また患者さんにとっては診療に参加している医師が1年目でも20年目でも関係ありません。(1年目でも20年目でも医師免許は変わりませんからね!)自分たちがまさに病院で診療するにあたって、実際にどこまで勉強しておかないといけないかを把握することが大切です。
とても熱心かつとても勉強してきており、時々コースなどで見かける無理やり業務命令で参加させられたベテランの方々よりも内容を把握してしっかり学んでくれています。

最近の教育は到達目標に達しなければ指導者が悪いとよく言われます。それは当然のことであり教える時はなんとか目標達成できるための努力はしているつもりです。もちろん力不足の時もありますが・・・
しかし教わる側が必死に学ぶ姿勢をもって臨んでくれると、学びのスピードも深さも何十倍にもなります。

実は今年はじめて群馬大学医学部生の当科実習が定員割れをおこしました。
実習期間中に学生担当専任スタッフがおけず、実習中ずっと関わってあげられなかったことが原因に挙げられています。そのことは反省しており今年度からは当科も実習サポート体制の強化をしたりしています。
その反面で人数は減りましたが当科に実習に来てくれている医学部生たちのモチベーションは特に高まっている印象があり、本当に熱心に実習に臨んでくれています。

そのような中で医学部生自身からも以下のような言葉を頂きました。

忙しい時は学生は放っておかれるとの噂があったが、自分で積極的に実習をする姿勢の問題だと感じた。そう感じるのは学生自身の問題だと実際に日赤病院に来て強く感じた。』

もちろん指導者も一生懸命努力します。でもあらためて教わる側の気持ちも今一度考えてみてください。目の前の一生懸命な研修医の先生方をみていると、教える側と教わる側がともに熱心であれば何倍も素晴らしい学びができると感じました!

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