明日は『群馬県ドクターヘリ運航5周年記念講演』です。

町田です。
今日朝5時過ぎに伊豆大島近海を震源としたマグニチュード6.2の地震があり、都心が震度5弱と東日本大震災の時以来の大きな揺れだったとのことです。群馬県も安中市の震度4を最高に震度3前後の揺れを認めました。

僕も当直でER対応中でしたが、強くて長い揺れを感じたためすぐにERの安全を確認後に『情報収集チーム』を立ち上げて、当直師長、管理当直事務員を中心に院内、県内、さらに交通や原発の様子などの情報を入手して、10分以内には「災害対策本部の立ち上げ&DMAT隊員参集は不要」と判断しました。
 
この地震に伴いけが人が17人ほど出たとのことです。1日でも早い回復をお祈りいたします。首都直下地震が高い確率で発生するといわれていますが、こころから本当に起こってほしくないと朝から強く思いました。
 
 
このゴールデンウィークもドクターヘリ、ERとも大忙しな日々が続いています。
救急外来はずっと患者さんが途切れることなく受診していて、連休の後半になればなるほど受診者数が増えています。ドクターヘリもこの3日間で17件の要請があり、12件に出動、さらに1件は防災ヘリドクターヘリ的運用で出動しました。
ゴールデンウィークもあと1日ですが、皆さんに病気やけががないことを心から強く願うばかりです。
救急搬送支援システムの各病院の搬送実績には、
ドクターヘリ(前橋赤十字病院)や防災へリ(防災航空隊)による搬送も記録として残ります。
 
 
そしてゴールデンウィーク最終日の明日には、群馬県ドクターヘリ運航5周年記念のイベントがいよいよ開催されます。
メインイベントは、日本医科大学千葉北総病院救命救急センター長 松本尚先生による『5周年記念講演』です。「ドクターヘリがわが国にもたらしたもの、もたらすもの」というテーマで、とても興味深いお話が頂けることを楽しみにしています。
 
その他、群馬県ドクターヘリチームのブースでは、群馬県ドクターヘリの活動のほぼすべてがわかるポスター展示や、ヘルメット&フライトスーツ、歴代ドクターヘリスタッフTシャツをまとっての記念撮影、ドクターヘリピンバッチ(限定20個)、ゴルフボール(限定9個)の抽選会、ボールペンのプレゼントなどを予定しております。またお子様にもプレゼントを用意して待っております。
日本赤十字社群馬県支部、渋川広域消防本部のブースでは、赤十字や消防の活動、災害対応のお話などが聞けます。
また記念講演の前には、群馬県にドクターヘリが入るまでのいきさつや実際に5年間の取り組みについて報告させていただくこととなっています。
有志の方による『群馬県ドクターヘリ応援動画』も上映予定です!
 
一般市民の命を最前線から守る活動が最も身近に感じていただけるように、明日はスタッフ一同心よりお待ちしております。

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