2013年6月7日金曜日

ファイナルステージ!~フライトドクターデビューに向けて~

町田です。

6月に入りドクターヘリの要請が少なくなっていますが、梅雨空の雲の動きとにらめっこしながら連日傷病者のもとにに出動しています



現在群馬県ドクターヘリのフライトドクターは8人です。
フライトドクターは当院集中治療科・救急科に所属していて、いかなる疾患、外傷でもきちんと初期診療ができ、かつ多数傷病者や災害の初期対応ができる必要があります。
そのために各種の心肺蘇生、外傷診療コースのプロバイダー資格のほかに、無線免許の取得、救急車・防災ヘリ同乗研修の受講、そして日本DMAT隊員であることが条件となっています。

今年度、原澤先生、小倉先生がフライトドクター独り立ちに向けて、OJT(on-the-job-trainning)のファイナルステージに入りました。
ERでの診療やマネージメント、ICUでの重症管理など、すでに十分な力を発揮してくれているだけに、あとはドクターヘリならではの他機関との連携、無線によるコミュニケ―ション、重複要請・多数傷病者対応時のマネージメントなどの経験が必要です。

他の業務もあるのでずっとヘリ当番というわけにはいかないため、数少ないヘリ当番の時には指導する側もかなり真剣です。
ヘリが着陸しない限り傷病者と接触することができなため、離陸から着陸態勢になるまでの短時間(群馬は現場への1回平均フライトが8分ほどです)にいかに有効な情報を導き出すか?救急隊の動きから最も傷病者と早く接触するためのスタッフの動きをどうするか?傷病者情報からどのような診療を行うか、そのためにヘリ内で準備することは、接触するまでに救急隊にできることは?など、様々なことを考えて実際に動きます。もちろん情報が得られないまま傷病者に接触するときもあります。




安全を最も優先にすることを忘れず、とにかくあとは自分の知識と技術を信じて経験を積むのみです。群馬県ドクターヘリの新たなフライトドクター誕生の日はそう遠くありません!
いよいよデビューに向けてのファイナルステージ。もちろん指導する側もいい加減なことはできません。お互いさらにレベルアップを目指していきましょう。
ずっとヘリに乗り続けているぐんまちゃんが見守ってくれています!

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