「群馬県防災ヘリドクターヘリ的運用事前訓練」に参加しました。

生塩(うしお)です。
98日に群馬ヘリポートで、群馬県防災ヘリでのドクターヘリ的運用をする際の注意点や動き方の確認をする事前訓練をしてきました。

ドクターヘリが重複要請などで出動できない時や県外搬送時などに、群馬県の防災ヘリ「はるな」を用いて、ドクターヘリ的運用を行うことがあります。このドクターヘリ的運用で行うのは、年間30件前後と決して多くはありませんが(全国的には比較的多い県ですが)、だからこそ事前の訓練が非常に大切です。


スライドを用いてドクターヘリとの違いや航空法についての説明を受けました。そして、いよいよ防災ヘリとのご対面・・・。初めて間近で見ました!

群馬県防災ヘリ「はるな」はドクターヘリよりも大きく、内装も救助などでも使用するためドクターヘリとは違い、後部座席はなくスッキリした印象でした。

その後、実機を使って出動時の「病院屋上でのピックアップ〜現場での活動〜病院屋上に着陸し引き継ぎ」の流れを確認しました。最初は、駐機訓練(止まったままでの訓練)を行い、次は実機訓練(実際に近くを飛行する訓練)で流れを確認しながら行いました。


そして、訓練を終えたあとのご褒美は・・・

救助されるひと役として、5階くらいの高さでホバリングしている防災ヘリに実際に救助されるという経験をしました。 これが結構怖かったです!たまにニュースで救助される映像などもありますが、こんなに怖いんだと体験できました。

でも、それ以上のご褒美は実際の防災航空隊の方々の職人のような技を見られたことでした!防災航空隊の皆さんの真剣な表情・機敏な動作には、本当に度肝を抜かれました!!本当にプロの仕事をされているのだと実感しました。


私たちとは違う形ではありますが、「人を救う」仕事をされている姿を見て、改めて身が引き締まる思いでした・・・。航空隊の方々の勇敢な姿は今でも目に焼き付いています。
是非、防災ヘリでのドクターヘリ的運用の際には、群馬県防災航空隊の方々と一緒に救命に尽力したいと思いました!

群馬防災航空隊の皆様、本当にありがとうございました。 

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