平成28年熊本地震から1年がたちました。

平成28年熊本地震の発生から1年がたちました。
1年前の4月14日に最大震度7という大きな地震が熊本県・大分県を中心に発生(前震)し、そして2日後の4月16日に再び震度7の地震(本震)が熊本県を襲いました。

今年4月12日現在でこの地震による225名の尊い命が失われております(直接死50名、関連死175名)。震災による建物の被害で若い命が失われるという悲しいことや、車中泊や病院被害、ライフラインの途絶による環境悪化に伴う災害関連死も多く発生しました。心よりご冥福をお祈りいたします。
またまだ避難生活を強いられたり元の生活になかなか戻れない方々の多くいらっしゃいます。1日も早い復興を心より願っております。


当院でも前震が起こったときに当院でもすぐに災害対策本部設置とDMAT隊員参集を行いましたが、余震は続いていましたが一度対策本部の規模を縮小したところで本震が発生し、あわてて再招集をかけています。自然災害の対応の難しさ、そして遠隔地で起こった災害に対する待機の難しさを思い知らされました。
(4/14の対応の様子)http://drheli-gunma.blogspot.jp/2016/04/blog-post_14.html
(4/16の対応の様子)http://drheli-gunma.blogspot.jp/2016/04/dmat_16.html
その後はDMATや日赤救護班の派遣、熊本赤十字病院へのスタッフ支援などを行いましたが、何よりも熊本赤十字病院の活動を目の当たりにすることによって、災害時の病院受入の大切さをあらためて感じました。
(熊本赤十字病院支援の報告)http://drheli-gunma.blogspot.jp/2016/04/blog-post_28.html

熊本地震から1年かかりましたが、明日当院でも災害発生時の院内受入机上シミュレーションを行う予定です。

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