2016年12月1日木曜日

「平成28年度関東ブロックDMAT訓練」に参加しました。~コントローラー編~

町田です。
気が付けば12月になっていました。今年もあと1ヶ月ですね。
サンタクロースに来てもらえるように、おとなしく良い子で残りわずかのこの年を過ごしたいです。



先週末の11/26,27に埼玉県で行われた「平成28年度関東ブロックDMAT訓練」に参加しました。
当院からはDMAT(日赤初動救護班)1チーム、DMATロジスティックチーム、訓練企画&コントローラーとして病院スタッフが参加しました。

DMATはチーム全員で秩父市立病院の病院避難活動、DMATロジスティックチームとして派遣された業務調整員1名が埼玉県DMAT活動拠点本部の本部活動、そして僕は訓練の約1か月前から空路(ヘリ)による地域医療搬送の企画および訓練時の実機搬送や仮想搬送に伴うさまざまな調整を埼玉県庁で行っていました。



今回は訓練当日ではなく企画段階での話です。

訓練中には実際にドクターヘリや防災ヘリを使用して患者搬送を行うのですが、そのためには「訓練飛行計画」を立てないといけません。それを立てるためにはまず運航会社への訓練参加協力依頼、ヘリを着陸するためのランデブーポイントの指定および使用許可に関わる調整など、開催・参加県、運航会社、病院、消防などとの交渉が必要です。
またそのような交渉の中から、実際にヘリの参集場所をどこにすればよいか、給油はどこで行うかなど考えなくてはいけません。

尚、訓練での実機搬送については、決められた時間と場所をきちんと飛行しなければいけません。そのため各病院訓練のなかで生じた空路搬送オーダーにもこたえられるようにそれに加えて仮想搬送という形で地域医療搬送も行うこととしたのですが、実機は飛ばないとはいえきちんと「実際にかかる時間を用いた飛行計画の立案」「ランデブーポイントの確実な安全確保の調整」「域外搬送や次要請に対応できるための給油場所の設定」「給油場所を意識したヘリ参集場所の設定」を行い訓練に臨みました。





大規模災害時にドクターヘリが参集して活動することがいまや当たり前になっているなかで、もし自県が被災県になったときにすぐにヘリを集めて活動することはまだまだ難しいと思います。
しかし、今回約1か月にわたって埼玉県庁の方と訓練準備をしながら実災害時にもいろいろ役立つ調整や考え方を共有できたように感じます。
訓練終了後に県庁の方からいただいた「訓練までの調整こそまさによい訓練となりました」というお言葉が、訓練企画者として1か月間にわたって埼玉に魂をつぎ込んでよかったとちょっとうれしい気分になりました。

次は群馬県でも真剣に考えようと思います。ドクターヘリの参集拠点、給油場所がまったくあてにならない現状が待ち構えています・・・

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