城田フライトナース、1000件出動達成しました!(平成27年7月 群馬県ドクターヘリ&前橋ドクターカー活動実績速報付)

群馬県ドクターヘリが運航開始して6年半がたちました。
今まで18人のフライトドクターと7人のフライトナースが誕生してきましたが、運航開始の一番大変な時期をたった3人のフライトナースで支えていたうちの1人である『城田智之看護師』が、7月28日についに“1000フライトを達成”しました!
 
 

医療会の内輪話になってしまいますが、城田看護師といえば『16G(ゲージ)の帝王』で名をとどろかされています。ズバリ言うと普通の2倍の太さの点滴の針をいとも簡単に確保してくれます。ちなみに平均的に病院で輸液をする際は20-22G(0.6-0.8mm)の太さの針ですが、16Gは約1.3mmと2倍の太さがあります。血管の細い子供や女性、ショック状態で血管が虚脱している人でも、かなりの確率で迅速に太い輸液がとれているので、すぐに急速輸液を行うことができます。
 
フライトドクターでも運航開始当時から活動している鈴木医師と町田が500件の出動を超えていますが、まだまだフライトナースの経験数の足元には及びません。これからもお互いを高めあってよりレベルの高い活動ができるように頑張っていこうと思います。
 
ちなみに城田看護師と町田は重複要請時に防災ヘリドクターヘリ的運用や前橋ドクターカーでの出動数も多く、ドクターヘリ以外の機関との連携でも数多くの経験をさせていただいております。
とはいえ全国にはまだまだ経験値の高いフライトドクター・ナースの方々もいらっしゃいます。妥協することなくこれからも出動1件1件ごとを大切にして活動していきたいと思いますので、関係各機関の皆様にはますますのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。



<2015年6月 群馬県ドクターヘリ活動実績速報>
*表をクリックすると拡大してみることができます。
 



☆要請・出動数

 
 ☆搬送先病院

☆疾患分類
 
 
☆ランデブーポイント数(運航開始から) 

  
 
<2015年7月 前橋ドクターカー活動実績速報>
 
☆要請・出動数

 ☆搬送先病院
 
☆疾患分類
 

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