2014年12月1日月曜日

現場活動を知る!~北毛JPTECコースに参加しました。~

町田です。

気が付くと12月になっていました。年々時間の流れが速く感じている今日この頃です。
師走の初日はあいにくの雨模様・・・僕がドクターヘリ当番の日の雨の確率の高さを今日も実感しながらも、ドクターヘリが運休時にドクターカーでスタンバイできている環境が整っていることに安心感を覚えます。


昨日は北毛JPTECコースにインストラクターとして参加しました。
ちなみに“北毛”は群馬県北部のことを意味しています。そもそも毛とは穀物のことを表しており、小麦と米を盛んに栽培している群馬はその昔「毛の国」といわれていたそうです(僕と同じくなぜか道産子のCSに教えてもらいました)。

JPTEC(JapanPrehospital Trauma Evaluation and Care)とは、平成15年6月26日にJPTEC協議会が発足した我が国に於ける病院前の外傷観察・処置標準化プログラムで、外傷現場において適切かつ迅速な観察および処置を行い、適切な処置が行える医療機関に、適切な搬送手段を用いて早期に搬入する方法を学ぶため学ぶことを目的にしています。
*JPTECコース内容の詳細はこちらをご参照ください。
 ⇒ http://www.gunma-redcross-icuqq.com/seminar/jptec.html



一昨日の関東ブロックDMAT訓練に参加していたスタッフの方々が引き続き多く参加されており、皆さんのタフさに驚かされました。当科からも町田、小倉先生、小林先生が本コースに参加しました。


重症外傷患者をいかに迅速かつ適切に現場で評価して必要な処置を行い、そしていかに早く適切な病院の治療台に搬送するか、これはいわゆる「避けられた外傷死ゼロ」を目指すために常に考え行動しなくてはいけません。
救急隊の方々がこのことを学ぶことはとても大切なことであり、本音を言えば必須にしなくてはいけないとも思っています。さらに、外傷患者を受ける病院スタッフがこのようなコースを通じて現場で行っていることを理解して、病院での診療に引き継いでいかないといけません。

現場離脱を急がなくてはいけない状況でバイタルサイン・既往歴などの細かい情報がないと受け入れ可否をなかなか出してくれない、せっかく救急隊が頸椎保護を遵守してきたのに病院い着いた瞬間にネックカラーを外してしまう、ショック状態にあるにもかかわらず外見上のケガだけにとらわれる・・・など、以前よりだいぶ減っては来ていると思いますが、今一度受け入れる病院側も病院までで救急隊が行ってきている活動をよく理解しなくてはいけませんね。



なによりもこのようなコースで様々な方々と顔の見える関係になることで、ドクターヘリやドクターカーで現場に出た時の安心感が生まれます。また病院で受け入れる時も「あの人の観察なら大丈夫」という信頼感も生まれます。

久しぶりのJPTECコースへの参加でしたが、多くの消防・病院関係のスタッフの皆さんからたくさんのことを学ばせていただきました。今後とも消防・病院連携の強化に向けてコツコツと頑張っていこうと思います。

2 件のコメント :

  1. 現場での救急医療の難しさを痛感しました。事故や災害では一刻を争う救命措置が大切ですが、その方の状況(既往歴や・服用している薬)が解らない中でも医療行為をしなければならない難しさ。
    皆様のご活躍に頭が下がります。

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    1. コメントいただきありがとうございます。
      難しい環境であることは間違いありませんが、トレーニングを繰り返すことでより上手に現場活動ができるようになります。普段は病院にいるスタッフも現場活動を理解して、救急隊からより良いリレーができるように頑張ります。そして自分が現場に出る時に救急隊の方ときちんと連携できるようにしっかりトレーニングを続けていこうと思います。

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