生徒を守るために!~前橋地区高等学校養護教諭研修会~

町田です。

寒波の影響で北日本、日本海側の大雪が続いているようです。そして群馬県も山間部では雪が積もっており、病気や事故による患者さんが急増しています。風邪やインフルエンザのみならず、事故にも十分気をつけてお過ごしください。


今年度は教職員対象AED&エピペン講習の開催をはじめ、前橋市内の高等学校養護教諭の先生方と連携する機会が多くなっています。学校は大切な生徒の命を預かっている立場であり、生徒の安全と健康は本当に重要なことです。
そして12月12日に群馬県立渡良瀬養護学校しろがね分校で『前橋地区高等学校養護教諭研修会』が開催され、そこで「事故やけがから生徒を守る」という内容で講演をする機会を頂きました。



養護教諭の先生にとって、やはり生徒のケガや急病時の対応は本当に不安や心配が多いようです。前橋市内は119番通報から救急車が現場到着までに平均時間は6分(全国平均は8分)です。いかに生徒の安全に救急隊や病院に引き継ぐか・・・
「初期対応」の重要性を理解していただくためにたっぷり2時間の講演の予定でしたが、質疑応答の時間も含めて2時間半にわたって一緒に多くのことを学ぶ時間となりました。






以上のスライドは今回の講演内容のほんの一部ですが、普段行っている救急対応の中で実感している体験談も踏まえながら学校の先生方にもできることをお話しさせていただきました。

最後にはリクエストが多かった「学校の救急バックの中身」について先生方とディスカッションしました。たくさんのご意見をうかがえてなかなか盛り上がりましたよ!



救急医療の本当のスタートは、救急現場に居合わせた発見者・同伴者などいわゆる「バイスタンダー」といわれる方々です。これからもバイスタンダーの皆さんに初期対応の大切さを伝えていく活動を続けていきます!

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