2014年12月3日水曜日

救命救急センター病棟のある病院(群馬県ドクターヘリ事業11月度活動実績更新)

Web担当の伊藤です。

通常、事故に遭い、腕を怪我したり、足を骨折したりと、単独部位受傷の場合には、専門科の一般病棟への入院となります。

ところが事故によっては、頭部外傷の他に肋骨を骨折していたり、内臓を損傷していたり、開放性の骨折を伴っていたりと、多くの部位を怪我してしまう患者さんもいます。
これを多発外傷と言います。
頭部外傷のために意識障害があり、なおかつ肋骨骨折に伴う外傷性気胸で呼吸管理が必要だったり、さらに開放性骨折に対する緊急手術後に呼吸管理や頭蓋内病変の経過観察が必要だったりと、根治治療と共に全身管理を要する場合には、救急科が主治医を担当する場合があります。

その他に、例えば、開放性骨折で整形外科で緊急手術を要したが、その他に肋骨も骨折していて軽度の血胸、軽度の外傷性くも膜下出血などを合併している患者さんがいます。
整形外科的手術の前に呼吸器外科や脳神経外科の先生に術前評価してもらい、頭部も胸部も保存加療で問題ないことが診断されると、救急科ではなく、整形外科に入院となる場合があります。しかし、まだ急性期なので、術後急変の可能性も否定できないので、一般病棟ではなく、救命救急センター病棟で経過観察を行うことがあるのです。

こうして救命救急センター病棟には、複数症状の急性期経過観察を要する患者さんが入室しています。

急性期、重症、重篤・・・・

このように、心が挫けそうになる言葉をイメージする救命救急センター病棟ですが、訪れるたび、看護師さんたちがとても明るくて、そういった重い雰囲気を感じさせません。
センターの看護師さんたちは、そんなことはない、とおっしゃるかもしれませんが、外から入ってくると、センター病棟は本当に穏やかな雰囲気があります。

不慮の事故により、身体の負傷の他に、心身にダメージを受ける患者さんは多いです。
また、事故により身体の一部を失ったり、下肢が麻痺して一生歩けなくなる患者さん本人への配慮の他に、そのご家族への配慮も欠かせません。
そういった患者さんの今後の精神状態、家族対応をどうするべきか医師も看護師も常に考えており、その結果が、救命救急センター病棟の穏やかな雰囲気につながっているのでは、と思ったりしています。

救急病棟についてはこちら http://www.gunma-redcross-icuqq.com/hospitalization/index.html

本日の救命救急センターの様子。和気あいあいとされていました。

右側が牧口センター師長。快く写真撮影を許可してくださいました。

病棟当番中の原澤先生と菊谷先生。真剣に話し合われておりました。

 最後に、群馬県ドクターヘリ事業11月度活動実績をホームページに更新しております。
関係者各位ともども引き続きよろしく御願いいたします。

http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/content05.html










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