佐賀県ドクターヘリが運航開始となりました!

町田です。

今月も18日目になりました。連日太陽が顔を出している群馬県ですが、やはり風が強い日が続いているためにドクターヘリが屋上ヘリポートでスタンバイしている日が3日しかありません。先日戻ってきた“ひとまるちゃん”も一度も屋上ヘリポートでの待機がなく、まだ一度も再会していません・・・
屋上ヘリポートに戻ってきた写真をアップする日はまだ先になりそうです。


突然ですが、群馬県の救急医療は佐賀県と大いにつながりがあります。

まずは現在群馬県で運用されているタブレット端末を利用した『救急搬送支援システム』の参考にさせていただいたのが佐賀県で運用されている『99さがネット』で、このシステムの開発、運用に大きく携わった県の担当の円城寺さんには群馬県にたくさんのアイデアをさずけてくださったとともに、来県していただき直接ご指導をいただきました。
また群馬県ドクターヘリの導入前に、現在佐賀大学医学部附属病院救命救急センターの阪本センター長や小網先生から当院のドクター、ナースが日本医科大学千葉北総病院でのドクターヘリ研修で多くのご指導をいただきました。また他のスタッフの方々にも各教育・研修コースや学会などでいつもご指導を頂いております。

そしていよいよ昨日1月17日に『佐賀県ドクターヘリ』が運航開始になりました。
佐賀大学医学部附属病院ヘリポートの佐賀県ドクターヘリです。
写真右:(右)佐賀県担当者の円城寺さん、(左)救命救急センター長の阪本先生
(ともに円城寺さんより写真の提供をいただきました。)

これで九州はすべての県にドクターヘリが配備になりました。すでにお隣の福岡県、長崎県ドクターヘリからは広域連携に向けての前向きな話が出ているようです。
☆日本のドクターヘリの配備状況(HEM-Netホームページより)
http://www.hemnet.jp/where/


群馬県の救急医療の発展に佐賀県の皆さんのご指導が大いに生かされています。
都道府県魅力度ランキングは毎年下位の常連の両県ですが、ドクターヘリをはじめ救急医療の面で全国に大きくアピールできるようにお互い切磋琢磨していきましょう!これからもよろしくお願いいたします。

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