2013年7月3日水曜日

まだまだ知っていただきたい!

町田です。

昨日は玉村町の『ぱる』という住民活動支援センターさんが主催の定期交流会にお招きいただき、「救命救急の現場の声をきく!」ということでドクターヘリについて講演を行ってきました。

いまや全国35道府県で41機のドクターヘリが飛び回っており、ドクターヘリの存在についてはだいぶ認知されているところですが、実際にドクターヘリがどれだけ有効なのか、またドクターヘリの活動の実際はどのようなものなのかはまだまだ知られていないのが現状です。


ドクターヘリは、「患者さんの搬送」が一番の目的ではなく、「救急科医師、看護師、医療機器を現場近くまで搬送」することが最優先です。
『早期に高度の医療を提供してまずは患者さんの状態を安定させる』ことの重要さを説明させていただきました。
講演を聞いたことで、みなさんの「ドクターヘリが飛んできてもすぐに患者を乗せて飛びあがっていかないのは何故?」という疑問を解決していただけたようでした。

それ以外にも、
『患者さんを必ずドクターヘリで搬送するわけではない(状況に応じて救急車に医師、看護師が同乗して搬送することもある)』こと、
『ヘリコプターによる輸送費はかからない(現場への往診代、治療代はかかります)』こと、
『ドクターヘリは有視界飛行であるために夜間、悪天候時は運休する』ことなど、
実はなかなか知られていなかったことについてお話させていただきました。

また今回の話の中には、救急車で30分走れば2つの救命センターにたどり着くことができる玉村町においてでもドクターヘリが有効の場合があることや、玉村消防署の救急隊がより早期にドクターヘリと接触するために、市町の境を越えて隣接する前橋市内の群馬ヘリポートを有効に利用していることをお話させていただきました。


そしてドクターヘリの講演の最後には、『救急隊やドクターヘリがどんなに急いでも最初の10分弱は周囲の皆さんの活躍が必要』ということを強調し、『命のリレーの第一走者』としてなにかアクションが起こすことができるように、玉村消防署の救急救命士によるAEDや胸骨圧迫などの心肺蘇生法の講習が行われました。


このような機会でお話させていただいたことに感謝しているとともに、より多くの皆さんにドクターヘリの活動を知っていただき、また命のリレーの第一走者として皆さんが活躍していただけるきっかけになっていただければこんなにうれしいことはありません。

いつもドクターヘリを応援していただいてる方から写真をいただきました。
また、現場にいた方々の心肺蘇生、救急隊、ドクターヘリによる命のリレーで
無事に社会復帰された患者さんのご家族の方もいらっしゃっておりました。

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